米国は多様性を美徳とする国です。

右に倣え、ユナニマスは好まれません。

それゆえに、4大スポーツでは満票に達しないMVP受賞が当たり前です。

NBAの歴史で満票MVPを獲得したのはStephen Curry (2015-16)だけ。Shaquille O'Neal (1999-2000)とLeBron James (2012-13)は1票差で満票に届きませんでした。

NFLではTom Brady (2010) と Lamar Jackson (2019)の2人、NHLでもWayne Gretzky と Connor McDavidの2人だけ。

MLBでは満票のMVPは21人。しかし、他のメジャースポーツと同様に2度目のMVPに輝いたプレイヤーは存在しません。

満票はたった1度でも珍しい現象なのです。それが、2度となると前例は1人だけしか成し遂げていない超常現象です。



その超常現象を起こした歴史上ただひとりの人物、大谷翔平は過去4年間で3度もMVPを受賞し、その三つともが満票。

2度で超常現象なら、3度目は?

人類の語彙の乏しさに幻滅しているひまもなく、彼は来年4度目に輝くはずです。



賞なんて人が決めるもので、50−50と比べたら大きな意味はありません。ただ、満票、つまり誰も異論がない賞となると、神が決める結果と一致するのかもしれません。

ユニコーンが自らの持つ記録を「3度目」に更新しました。

来年、4度目を阻む障害は怪我だけ。普通に二刀流シーズンを終えれば、今季以上に満票しかありえない数字を並べるでしょう。


超常現象の二つ上をいく言葉を考えなければなりません。