週刊 英国ボクシングニューズ誌、10月24日号です。

もう11月7日。ロンドンから極東の島国に住む酔っ払いんちのポストに辿り着くまで、2週間近くかかるのです。

もちろん、デジタル版では10月24日に読めますが、紙バージョンは2週間後。

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今夜は「やっぱり紙はええなぁ〜」という、老兵の泣き言ではなく、この表紙です。

英国ボクシングが大好きというマニアではなく、ボクシングファンとしてこの2人のファイターが誰なのかをすぐにわかった人は、かなりのボクシングマニアです。

https://fushiananome.superknova.org/archives/cat_376282.html


ボクシング最大の魅力は、二つの拳、それもナックルパートのみで戦うことが許された、武器面積が世界一狭くて小さい格闘技にもかかわらず、途轍もなく繊細で複雑で高等で、ありえないことですが、ときには上品さすら見せてくれるスペクタクルです。

そして、そんな競技の側面だけでなく、長い歴史や、その土地で育まれた文化、「テロワール」とも呼ぶべき遺伝子の躍動です。

この表紙のファイター2人は、英国以外の国で大きく取り上げられることはありえませんが、ムスリムと黒人の英国人ファイターには物語を避けては通れません。

話は飛んで、さまざまなスタイルで戦う日本人ボクサーのテロワールは、フォームでもメカニクスでもなく大和魂でしょう。

堤聖也のような火の玉ファイターはもちろん、那須川天心のような転校生ですら、誰から受け継がれたものでもなく、その遺伝子をしっかり持っているのです。