大谷翔平については多くの人が多くを語ってきました。


◉イチロー「世界最高の野球選手になってもらわなければ困る」。


◉松井秀喜「野球に全てを賭けてきたつもりだったけど、もっとストイックになれたのかもしれない」。


◉王貞治「我々が見上げていたものを彼は見下ろしているんじゃないか」。


◉山本昌「彼のことを僕たちが評論して良いのか?」。


どの言葉も非常に印象的です。



その中でも、私は落合博満の言葉が大好きです。

まだ、MLBでの〝二刀流論争〟が燃え盛っていた時期でした。

情報番組で「メジャーでも二刀流で行くべきか?」と聞かれた落合は「当たり前ですよ」と即答。

その理由を問われると「あんなに楽しそうに野球をやってるんだもん、なんにも言うことないでしょ」と、嬉しそうに笑ったのです。

日本シリーズで完全試合目前の投手を交代させた、冷徹極まる勝利至上主義者の落合に、勝利よりも大切にしているのがあることを思い知らされたのは衝撃でした。


「あんなに楽しそうに野球をやってるんだもん、なんにも言うことないでしょ」。


楽しそうにやるのが一番大事だけど、そんなことは誰にも出来ない厳しすぎる世界です。



一昨日のドラフト会議で指名されたのは、一人残らず天才です。実際にそう呼ばれたことのある若者が、ほとんどでしょう。

しかし、喜びに身を震わせた若者たちのうち、どれだけの選手が5年後もこの世界に残っているでしょうか?


東大に行くのなら簡単過ぎます。同年代との競争で3000番以内に入れば楽勝なのですから。実際には、京大や有名国立大の医学部などに流れる高校生もいますから、5000番以内でも十分でしょう。

そして、次の年にまた3000人が入ってきても、同じ数の3000人が戦力外通告を受けることもないのですから。



プロで大活躍すると確信した身近な若者が何人かいます。

まあ、フシ穴でも、こいつの敵は怪我だけだと確信した才能を確かに見ました。