アルファベット団体が標榜する〝世界〟を、世界と認めるのかどうか?

「世界一」ではなく、アルファベット団体が勝手に認定しているタイトルホルダーというのが、多くの海外メディアの共通認識です。

さあ、ここから世界一を決めましょう。

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WBOジュニアフライ級12回戦 王者決定戦

岩田翔吉 vs ハイロ・ノリエガ


ノリエガに世界基準の実力があるかどうかは別にして、岩田はもう28歳でしたか。

IBF王者の矢吹正道との統一戦を希望していますが、東海のパックマンはフライ級に上げると明言しています。

冗談抜きに、岩田も上げればフライ級がヒートアップします。バンタム級に続いてフライ級も〝日本で好き勝手〟しましょうか。

統一戦線でリング誌ベルトを獲得すると、リング誌での【PFP】ランキングの間口が広がります。




WBAフライ級12回戦

©︎ユーリ阿久井政悟 va タナンチャイ・チャルンパック



阿久井、落ち着いてますねえ。

オープニングラウンドで完全に主導権を握りました。タナンチャイはこのままだと八方塞がり、削り切られる前にどこかで勝負を仕掛けるしかありません。

「すごいプレッシャーですよ」(西岡利晃)。

マービン・ハグラーか、というほどのプレッシャー。これは被弾しなくても神経が削られます。

畑中建人に勝利してWBAストラップへの挑戦チャンスを得た24歳のタイ人でしたが、試合をコントロールできないまま、ラウンドを重ねます。

KOするにはどこかでギアを上げなければなりませんが、それは出来ませんでした。

それにしても、SDは酷い。

【PFP】という観点で、阿久井が統一路線を走るなら最短であと1試合です。

岡山から史上初のPFPファイター誕生です…そこにどれほど意味があるのかわかりませんが。




WBCフライ級12回戦 王者決定戦

寺地拳四朗 vs クリストファー・ロサレス


今年からロサレスが師事するエディ・レイノソと一緒に、あのカネロ・アルバレスがやって来ました。

それにしても拳四朗、あの左ジャブは厄介です。何を今更ですが。

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拳四朗の左ジャブは距離測定、牽制、偵察、フェイント、ダメージングブロー、パンチが持つあらゆる役割を臨機応変にこなしていきます。

手数の割に精度が悪い、なんてのは大間違いの評価。ダメージングブロー以外は、当てるのが役割ではありません。

「みなさん期待するのは統一戦。明日も試合があります」と、WBO王者アンソニー・オラスクアガとの再戦をほのめかしました。

すでに、最も信頼度が高いTransnational Boxing Rankings Board の【PFP】で10位に評価されている拳四朗は、CompuBoxのPFPファイターカテゴリーでも左ジャブで上位にランキングされており、ビッグファイトをクリアすると【PFP】の順位も一気に上がるはずです。





WBAバンタム級12回戦

井上拓真 vs 堤聖也


後ろ重心で防御専心の拓真に、力み上がった堤がアタックする。予想通りに恣意が始まりました。

第10ラウンドのダウン裁定に不満を爆発させた拓真は大間違いを犯しています。

「明らかにパンチを当てられてロープがなければダウン」の状況でしたから、あれは主審の池原信遂がよく見ていたということ、さすがです。

そして、あのダウンは拓真が虚勢を張ってロープ伝いに他の方向を見て歩いた愚かなスキから生まれたものでした。

そして、拓真の後ろ重心は、亀田和毅と全く同じ不治の病です。永遠のペチペチパンチャー、相手は全く怖さを感じませんからどんどん前に出て来ます。

拓真の攻撃力は日本レベルにもありません。そして総合力も世界基準にありません。幸運な相手を見つけてアルファベット王者にありつけるのが精一杯のペチペチパンチャーです。

すでにコメント欄で指摘されているように、4-Belt Era でもレベル的には世界基準とはいえない泥試合でした。

ただし、あのリングの上では、36分間、途切れることなく、堤聖也の魂だけが吠え続けていました。

大変な1年間だったと思います。

不細工なスイッチヒッターの不細工な試合。拓真が晒け出した虚勢や余裕などは一切排除し、不器用な男が命を差し出すように突っ込み続けた36分間。

堤聖也には、そうしなければならない理由があったのです。

あの魂の戦いの原動力を「井上拓真に勝つために」と繰り返して語った堤は、もう一つの理由については口にしませんでした。

当たり前です。軽々しく口にできることではありません。

バンタム級の統一戦線。ここで勝ち抜けば、確実に【PFP】ファイターです。

というより、もうすでに「(明日の試合は)めちゃめちゃ評価の高い選手が1人」と名前は挙げなかったものの、堤がコールアウトしたように、中谷潤人がほぼ全てのメディアのPFP10傑に名前を刻んでいます。

次は、拓真に代わって中谷との統一戦もありえます。

堤聖也が【PFP】ファイターに…世も末じゃ。なんて、冗談です。

不器用なのにスイッチヒッター、魂を撒き散らすようなファイト、あまりにも不幸な出来事、そして本人は狙ってるのでしょうがトンチンカンなファッションセンス…全部、私のツボです。

ずっと応援させていただきます。

戦え!堤聖也!!!