メキシコvsプエルトリコ。

ボクシングのリングで最も血湧き肉躍る対決が、メキシコvsプエルトリコです。

ウィルフレド・ゴメスがカルロス・サラテとサルバドール・サンチェスを向こうに回した鮮烈すぎる1勝1敗。

フリオ・セサール・チャベスがエドウィン・ロサリオ、ヘクター・カマチョを圧倒したメキシカンスタイル。

ミゲール・コットとアントニオ・マルガリートの激闘。

カネロ・アルバレスとコット。

…そして明日のエドガー・ベルランガ。

その系譜は両国の富裕化とともに階級を上げ続け、米国の人気階級に乗り込んだ一方で、メキシコの隆盛とプエルトリコの没落という色合いが濃くなってしまいました。

カネロが1/16(1.63倍)、ベルランガ15/2(9.5倍)。

用意された雑魚を屠りながらデビューから16戦全勝オール1ラウンドKOと〝究極のパーフェクトレコード〟を突き進んだベルランガでしたが、地域タイトルレベルの試合になると途端に破壊力を喪失。

その後の5試合ではジャッジに勝敗を委ね、直近の試合で4年ぶりのKOをマークしましたが、27歳のプエルトリカンがバッタモノであるのは、とっくの昔に気づかれています。

何一つ本物がない造られた無敗の強打者〝The Chosen One〟ですが、〝(カネロに)選ばれし者〟となったのは事実です。

amazonとDAZNがPPVサービスで配信するイベントですが、人気のないスティーブン・フルトンはPPVから外されて無料放送。

「私は2団体統一王者なのにこの扱いは納得できない」と不満を漏らしていると報じられてますが、だったら少しは面白い試合を見せるか、人気階級に上げたらいいだけ。

軽量級で面白くない試合ばかりしてるからプロモーターから評価されないし、ファンも目を向けてくれないのです。

この前日計量でもキックボードに乗って登場しましたが、場内は白けてました。