世界最大のスポーツ市場を抱える米国。

そして、世界最大のスポーツメディアESPNが決める2000年から25年で区切った世界最高のアスリート100傑。

ボクシングの階級を無視したPFP、あれですら全く意味のない妄想でしかないのに、あらゆるスポーツを包含して、あろうことか100番まで序列するというのですから、おふざけもここまで来ると痛快で壮大なお遊びです。

ESPNは2018年にも「ESPNマガジン」創刊20周年を記念して「The Dominant 20〜この20年間で世界を支配したアスリート20人」を発表しています。

この手のランキングでは区切られた時間の後半に活躍したアスリート、つまり印象が新鮮なアスリートが有利であることは当然です。

また「自分たちが世界の中心」と信じて疑わない〝米国・中華思想〟が評価基準の重い物差しとして横たわっています。

同じ業績で同じ注目度のスポーツなら、印象が新鮮なアスリートが有利…その意味で、マイナー化がどんどん進行、メキシコを中心としたヒスパニックへの比重が大きくなるボクシングの選手はかなり不利になります。

一方で、米国市場でのスポーツとしての新鮮さと存在感が肥大化し続けているのがサッカー。

先日、アルゼンチンの優勝でフィナーレを迎えたコパ・アメリカの熱狂と、スポーツを超えたメディアの報道量は、サッカーがあの頑迷な〝米国・中華思想〟をも粉砕するパワーを持つことをあらためて思い知らせました。

私が初めて米国を訪れたのは1990年代初め。その当時からサッカーのステイタスは爆発的に上昇しています。

また、わずか6年前にESPNが発表した The Dominant 20 からでもサッカーの存在感は別物にまで膨れ上がっています。

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2026年の北中米W杯に向けて、すでにメジャースポーツの仲間入りを果たしている女子代表チーム、USWNTが大きく注目されているのはもちろん、男子代表からもとんでもないスターが誕生するようなら、米国スポーツ市場のメインストリームにサッカーも合流するかもしれません。

さて、と。

The Dominant 20 をあらためて見返しながら〝いま〟のトップ25を舐め回してみましょう。