the International Boxing Hall of Fame 

さて、どう訳しますかね。

「今まで散々『国際ボクシング名誉の殿堂』と訳してきたくせに何を今更」と呆れられるかもしれませんが、日本語にしてしまうともう一つピンとこないというか、うまく伝わっていないんじゃないかという居心地の悪さがいつもありました。

もちろん、専門誌(今や定期発行の専門誌は「ボクシング・ビート」しかないので「ボクシングビート」と書き切っていい気もしますが…)では「国際ボクシング名誉の殿堂」が定番の訳です。

妙訳が思い浮かばないので、これが、いつの日かの宿題です。

ボクシングの殿堂は、いろいろツッコミどころ満載ではありますが、それを言い出すとボクシング自体がもう滅茶苦茶なスポーツ(スポーツと呼べるかどうかはここでは論じませんが…)。

さらに、野球の殿堂入りと比較するともうズルズルですが、それでも多くの場合は日本のボクシングファンでも納得できるファイターが〝神〟と認められてきました。

そう。「殿堂入り」とは「神になる」ことなんです。ああ、それでもうまく伝わってないですね、きっと。自分の英語力、日本語力、翻訳力の低レベルさが恨めしい。



引退5年から3年に短縮された殿堂。人数も開放されましたが、この5人は文句なしでしょう。

今回の式典で入神するモダーン部門のグレートはマイケル・モーラー、リッキー・ハットン、イバン・カルデロン、ディエゴ・コラレスの5人。これ、5人とも一発殿堂ではない?タクシーの中で調べてると酔いそうなので…。

日本人では未だ、ファイティング原田しか許されていないモダーン部門の殿堂入り。しかし、井上尚弥はBWAAのジョセフ・サントリキート会長が「(シュガー・レイ・ロビンソン賞の)受賞者の多くが殿堂に入っている。ほぼ間違いない」と、評価した井上尚弥が二人目の快挙を成し遂げそうです。

あとは、原田に並ぶ一発殿堂かどうか。

これも、現役選手ではシュガー・レイ・ロビンソン賞の受賞回数やPFP1位の滞在期間、欧米に与えたインパクト等で井上を大きく上回るローマン・ゴンサレスやテレンス・クロフォード、カネロ・アルバレス、ドミトリー・ビボルらが同時にライバルにならない限り一発殿堂も十分期待できます。

ニューヨーク州カナストータは、私にとってクーパーズタウンよりも聖地です。聖地の中の聖地!いつか、殿堂週間に一人旅で絶対行くぞ!