試合を終えたボクサーの言葉には、真剣で胸を突かれるような、そんな魂の叫びが轟くことがあります。

亀田興毅はWBAジュニアフライ級王者決定戦で不可解な判定で勝利したリングで、叫びました。

「お母ちゃん、産んでくれてありがとう!」。

IMG_0427


いわゆる〝背広族〟になってからも、亀田の物語は続いています。

しかし、スポーツの本質は勝負の舞台にしかあり得ません。

その意味では、亀田の物語はファイナルチャプターに突入しています。

あの喧騒は何だったのか。

過小評価されがちな彼らの世界評価、例えばリング誌の「World’s Best Fighters 100」では歯牙にも掛けない存在だったのか?



商業的価値という点では、村田諒太や井上尚弥はもちろん、時代背景を考えると具志堅用高をも上回っていた亀田一家は本当にイロモノだったのか?

一つだけ確実なことは、少なくとも21世紀のボクシングがイロモノだということです。


亀田一家とは何者なのか?

この問いかけは、もうすぐ過去形になろうとしていますが、その前に改めて見直しましょう。