いよいよ週末に迫ったAmazonプライム ライブボクシング第7弾。

最も注目すべきカードはWBCバンタム級タイトルマッチ、アレハンドロ・サンチアゴvs中谷潤人。三つの階級を急ぎ足で駆け上がってきた俊才の3階級制覇が、どんな形で達成されるのか?が焦点です。

挑戦者が圧倒的有利の下馬評とオッズに、反骨精神旺盛なメキシコカン王者は闘争心を燃え上がらせています。

“He’s been champion twice and I love this type of challenge because I know beating a fighter like this with a tremendous resume, I’m going to a bigger level and better fights.”

中谷は2階級制覇を成し遂げて評価の高いボクサーだが、この手のチャレンジは大好物だ。中谷を倒せば彼の評価が手に入る、ボクサーとしてのレベルも上がって、さらなるビッグファイトに進むことが出来るからだ。



36試合のプロキャリアを積み重ねてきた28歳の王者は、タイトルマッチの11日前、2月13日にサンディエゴから東京までの直行便で来日しました。

時差や環境、調整などを考えると直前の来日に思えますが、日本で世界戦を行う外国人はみんな同じ。直前に、窮屈なエコノミークラスに乗ってやって来ます。

例外的にゲンナジー・ゴロフキンは特別機に乗ってやって来て、高級ホテルを貸し切りましたが、それは人気階級のビッグネームだから。

軽量級の選手は世界王者でもビジネスクラスとビジネスホテルが相場です。

それでも、サンチアゴは「やるべきことは全部やって来た。減量もあと少し落とすだけ」と好調をアピール。

「尊敬するノニト・ドネアの次は中谷と日本で戦える。私は何てラッキーなんだ」。

「ボクシングは次の人生へのステップ。やりたいことは山ほどある。15のホットドッグ屋台を展開している父親の仕事を助けたい。日本で試合ができてまとまったカネが入るから、店を出して事業を大きくしたいね」。

夢見ていた「日本で世界戦」を現実にした、タフでハングリーなメキシカンが安牌なわけがありません。

アルヒ・コルテスよりも重くて頑丈で、ガッツもあるでしょう。

それでも、勝敗への興味はありません。

中谷潤人が、どんな形でサンチアゴを陥落させるのか?

それだけです。