ご紹介するのは、リング誌2018年1月号。

米国ボクシング市場の没落と、販売不振に喘ぐリング誌の慢性的な経営難はさらに悪化の一途を辿り、この頃は月刊体制が崩壊、100ページを切る薄さに。しかし、これがどん底ではなく、リング誌は68ページにまで痩せ細っていくことになり、2022年で廃刊に追い込まれてしまいます。

IMG_1553

連載企画もどんどんリストラされ、毎年1月号で発表されていた「Our Exclusive Rankings BEST FIGHTERS IN THE WORLD」(PFP100傑)もこの2018年1月号が最後となりました。

1位から10位は以下の通り。

①ゲンナジー・ゴロフキン、②テレンス・クロフォード、③ワシル・ロマチェンコ、④ギレルモ・リゴンドー、⑤セルゲイ・コバレフ、⑥カネロ・アルバレス、⑦マイキー・ガルシア、⑧井上尚弥、⑨エロール・スペンスJr.、⑩シーサケット・ソールンビサイ。

TOP10は電子版のPFPと同じ順位。

リゴンドー、井上、シーサケットが10傑入り。12位にファン・フランシスコ・エストラーダ(ジュニアバンタム級)、13位にレオ・サンタクルス(フェザー級)、14位にドニー・ニエテス(フライ級)、16位にカール・フランプトン(フェザー級)と、20人中7人がフェザー級以下と、これぞ軽量級贔屓のPFPという特徴がよく見て取れるランキングになっています。

最もPFPから疎外されるヘビー級は当時無敗でUndisputed championに王手をかけていたアンソニー・ジョシュアの21位が最高位。続いて、やはり当時無敗のデオンティ・ワイルダーが37位。50位までに入ったのはこの2人だけ。100位まで見ても、66位に入ったアレキサンダー・ポベトキンを加えて3人だけというPFP差別を受けています。

日本人は井上のあとに井岡一翔(22位)、山中慎介(31位)、田中恒成(36位)、比嘉大吾(61位)、田口良一(82位)、拳四朗(87位)、京口紘人(89位)、全員がバンタム級以下、合計8人が100傑入りしました。

リング誌ランキングではバンタム級王者が山中、井上(ジュニアバンタム級)、井岡(フライ級)、恒成(ジュニアフライ級)で1位(いずれも王者は空位)。