Monday 18, September 2023
Ariake Arena, Koto-Ku, Tokyo, Japan
commission:Japan Boxing Commission
promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)
ボクシングに限らずスポーツの魅力は、何が起きるかわからない、もっとわかりやすくいうと何が起きても不思議ではない、という不確実な世界であることです。
来週18日、メインを張る寺地拳四朗が、ヘッキー・ブドラーに圧勝すると決まったわけではありません。もしかしたら、大番狂せで敗れることだってありうるでしょう。
スポーツが常に孕む「不測の事態」に加えて、南アフリカを代表して戦い続けてきた35歳のブドラーには「経験」と「意地」があります。
むしろセミファイナルの方が、予定通りの結末を迎えそうです。那須川天心の相手ルイス・グスマン・トーレスはメキシコのバンタム級王者で27歳、心身ともに野望を燃やしての来日でしょうが、12戦10勝(6KO)2敗の戦績は「経験」を感じ取るにはあまりにも対戦相手が脆弱で、いずれもTKO負けの二つの黒星からは強固な「意地」も読み取れません。
当初、対戦予定だったファン・フローレスが新型コロナ感染で、急遽抜擢に答えたグスマンですが、9月1日にバンタム級10回戦を行う予定で体は出来ているはずとはいえ、天心のスピードとスタイルに対応できるレベルではないでしょう。
その意味で、最も注目すべき試合は那須川の露払いに回された中谷潤人です。
相手は、アルジ・コルテス。
2014年4月のプロデビューから10年余りで30戦25勝(10KO)3敗2分。「誰に勝ったのか?」という点では世界基準で語るものは何もありません。地域タイトル挑戦のチャンスも与えられていないことから、その肩にかかった期待の軽さも窺えます。
逆に考えると、叩き上げでこの戦績を積み上げてきたのです。
3つの黒星のうちの二つはデビュー4戦目までに喫した8年以上前のもの。そして、もう一つは昨年9月にファン・フランシスコ・エストラーダを相手にクロスゲームを繰り広げた〝敗れて名前を挙げた一戦〟です。
エストラーダ目線では格下相手のチューンナップ、WBCフランチャイズがステイクされていたとはいえ事実上のノンタイトル戦、ダウンも奪って気の緩みが生じる要素はいくつもありましたが、どう見ても弱い選手ではありません。
もし、一気に距離を潰す踏み込みの速さと、それに繋げるフェイント技術を持っていたら、中谷にとって危険極まる相手です。
中谷にとってはキャリア最強の相手でしょう。
それでも中谷の勝利が1/16(1.06倍)、コルテス8/1(9倍)という掛け率は、25歳の長身サウスポーの評価の高さを裏付けています。
もしかしたら、現在の115ポンドシーンで中谷がアンダードッグに回る相手はいないかもしれません。
露払いをした元キックボクサーとの無敗対決、すでに口にしているモンスターへの挑戦…メガファイトへの道を突き進むためにも、鮮やかな勝利が求められます。
Nobody knows what will happen,Anything can happen.
ボクシングに限らずスポーツの魅力は、何が起きるかわからない、もっとわかりやすくいうと何が起きても不思議ではない、という不確実な世界であることです。
来週18日、メインを張る寺地拳四朗が、ヘッキー・ブドラーに圧勝すると決まったわけではありません。もしかしたら、大番狂せで敗れることだってありうるでしょう。
スポーツが常に孕む「不測の事態」に加えて、南アフリカを代表して戦い続けてきた35歳のブドラーには「経験」と「意地」があります。
むしろセミファイナルの方が、予定通りの結末を迎えそうです。那須川天心の相手ルイス・グスマン・トーレスはメキシコのバンタム級王者で27歳、心身ともに野望を燃やしての来日でしょうが、12戦10勝(6KO)2敗の戦績は「経験」を感じ取るにはあまりにも対戦相手が脆弱で、いずれもTKO負けの二つの黒星からは強固な「意地」も読み取れません。
当初、対戦予定だったファン・フローレスが新型コロナ感染で、急遽抜擢に答えたグスマンですが、9月1日にバンタム級10回戦を行う予定で体は出来ているはずとはいえ、天心のスピードとスタイルに対応できるレベルではないでしょう。
その意味で、最も注目すべき試合は那須川の露払いに回された中谷潤人です。
相手は、アルジ・コルテス。
2014年4月のプロデビューから10年余りで30戦25勝(10KO)3敗2分。「誰に勝ったのか?」という点では世界基準で語るものは何もありません。地域タイトル挑戦のチャンスも与えられていないことから、その肩にかかった期待の軽さも窺えます。
逆に考えると、叩き上げでこの戦績を積み上げてきたのです。
3つの黒星のうちの二つはデビュー4戦目までに喫した8年以上前のもの。そして、もう一つは昨年9月にファン・フランシスコ・エストラーダを相手にクロスゲームを繰り広げた〝敗れて名前を挙げた一戦〟です。
エストラーダ目線では格下相手のチューンナップ、WBCフランチャイズがステイクされていたとはいえ事実上のノンタイトル戦、ダウンも奪って気の緩みが生じる要素はいくつもありましたが、どう見ても弱い選手ではありません。
もし、一気に距離を潰す踏み込みの速さと、それに繋げるフェイント技術を持っていたら、中谷にとって危険極まる相手です。
中谷にとってはキャリア最強の相手でしょう。
それでも中谷の勝利が1/16(1.06倍)、コルテス8/1(9倍)という掛け率は、25歳の長身サウスポーの評価の高さを裏付けています。
もしかしたら、現在の115ポンドシーンで中谷がアンダードッグに回る相手はいないかもしれません。
露払いをした元キックボクサーとの無敗対決、すでに口にしているモンスターへの挑戦…メガファイトへの道を突き進むためにも、鮮やかな勝利が求められます。
コメント
コメント一覧 (1)
フシ穴の眼
が
しました