いつの間にか、球場で飛ばすヤジにもいろんな規制がかけられてしまう、なんとも世知辛い世の中です。
掛布雅之、原辰徳、清原和博らは、味方ファンからも激しい罵詈雑言を浴びました。特に、清原は書いてはいけない内容の横断幕を掲げられ(係員に注意されすぐに撤収)、応援をボイコット、阪神ファンから拍手で迎えられることまでありました。
元木大介は、清原から「俺、人殺しでもしたんか?」と嘆かれ、清原の母親からは「和博を一人にしないで」と泣きつかれたそうです。
金払って応援してるファンは何を言っても良いわけではありません。まず、団体、圧倒的多数で揃って罵声を浴びせるのはアウト。
ただ、そうでなければ、ある程度は許容されるべきだと思います。もちろん、選手の家族がどんな思いで聞くだろうか、というのは心の片隅に置いておくべきですが。
それでも、厳しいヤジが飛ぶのは人気スポーツのスター選手だから。
激しいヤジが飛ばないプロスポーツの未来は明るくない、私はそうも思います。
かつて、不甲斐ない試合で敗れても「次、頑張れ!」という温かい拍手に迎えられた女子サッカー選手が「男子だったらこんな負け方したら何を言われてるかわからない。そこまで真剣になって見てくれてないのかな」と残念そうに話していたのを思い出します。
「長谷川、何やっとんねん!代われ!」。なでしこの試合でそんな罵声が飛ぶ日が来たなら、女子サッカーは、未来を手に入れているでしょう。
誤解を招く表現ですが、人気スポーツのスター選手は〝ベビーフェイスとヒールが同居しているプロレスラー〟です。負ければ悪魔のように罵倒され、勝てば神様のように崇められる。そういう職業です。
悪魔に浴びせるような罵りを受けた翌日に、賞賛と感謝の言葉に包まれる神様になれる、そんな職業です。
前置きが長くなりました。
①だから阪神ファンは…
8月18日、DeNAと阪神の試合。 9回に阪神の攻撃で同点の走者が二塁上のクロスプレーを巡り、リクエストの末、判定が覆り、アウトに。 1―2で敗れた試合後には納得がいかない阪神ファンがDeNA選手のヒーローインタビュー中に六甲おろしを大声で歌い、メガホンなどを投げ込みました。
判定が覆っての大ブーイング。ここまではセーフ。
勝った相手選手のヒーローインタビューを邪魔するように六甲おろし、メガホンをグラウンドに投げ込む、これはアウト。
試合が決着してからグズグズ言うな。勝った相手への罵声ほど見苦しいものはありません。
②慶応高校の応援
慶応高校の応援が一線をハミ出したのは「アルプス席以外は立って応援しない」という甲子園の(オフィシャル)ルールと、「相手チームの攻撃時は応援を控えめにする」という暗黙のレールでした。
しかし、もっと大きな要因が横たわっているように見えたのは私だけではないでしょう。

これは高校ではなく、大学。
その正体は〝甲子園らしくないもの〟へのアレルギー反応です。
従来・既存の甲子園は、各都道府県を勝ち抜いた、おらが田舎・地元の高校にエールを送る〝ふるさと応援〟が大前提でした。
それが、東京の大学の附属校であっても駒大苫小牧は北海道、日大山形は山形、東海大相模は神奈川の代表で〝まずありき〟というのが甲子園のシキタリだったのです。
ところが、この夏…慶応高校の応援は〝神奈川県代表〟から逸脱し〝ALL慶応の代表〟〝慶応まずありき〟を甲子園に持ち込み、東京が本拠地のブランド大学の体育会応援歌まで歌い上げ、甲子園を慶応大学スタイルに染め上げてしまったのでした。
甲子園の応援で歓迎されるのは「地方の個性」ですが、少なくない人の目には慶応高校の応援が「慶応の個性」の押し付けに見えたのかもしれません。
「慶応ブランド」や「長髪の髪」もまた〝甲子園らしくないもの〟へのアレルゲンになったのでしょう。
先日、そんな話を会社でしてると、浮き足立ちまくってた慶応OBたちも結構、気にしていた模様で饒舌に〝自己分析〟を語るわけです。
「まあ、甲子園が慶応的なものにアレルギー反応起こしたのは確かにそうかもしれないけど、慶応もまた甲子園で勝ち進むことに慣れていない、だから愛おしい高校の快進撃に周りが見えなくなって、過剰に舞い上がったんですよね、きっと」。
「会社やグループ、大学のノリをそのまま甲子園に持ち込んじゃったのが良くなかった」。
早稲田実業が快進撃しても「紺碧の空」を歌わないのは、甲子園でも強豪だからというだけでなく、直系ではない、血が繋がっていない、それ以前に早稲田はグループ意識が希薄ということもあるかもしれません。
というか、慶応のグループ意識の強さが異常です。こんな小中高大一貫校って、他に思いつきません。
そういえば、私の大学時代からの慶応OBの友達は、幼稚舎どころか慶応高卒もいない、大学からの雑草組。さらに、そういえば会社の「下から慶応組」は変なヤツ、仲間内で集まるやつが多い(完全な独断と偏見)。
これ以上書くと、下から上がってきた慶応の悪口になってしまいそうなので、今夜はこの辺りで。
掛布雅之、原辰徳、清原和博らは、味方ファンからも激しい罵詈雑言を浴びました。特に、清原は書いてはいけない内容の横断幕を掲げられ(係員に注意されすぐに撤収)、応援をボイコット、阪神ファンから拍手で迎えられることまでありました。
元木大介は、清原から「俺、人殺しでもしたんか?」と嘆かれ、清原の母親からは「和博を一人にしないで」と泣きつかれたそうです。
金払って応援してるファンは何を言っても良いわけではありません。まず、団体、圧倒的多数で揃って罵声を浴びせるのはアウト。
ただ、そうでなければ、ある程度は許容されるべきだと思います。もちろん、選手の家族がどんな思いで聞くだろうか、というのは心の片隅に置いておくべきですが。
それでも、厳しいヤジが飛ぶのは人気スポーツのスター選手だから。
激しいヤジが飛ばないプロスポーツの未来は明るくない、私はそうも思います。
かつて、不甲斐ない試合で敗れても「次、頑張れ!」という温かい拍手に迎えられた女子サッカー選手が「男子だったらこんな負け方したら何を言われてるかわからない。そこまで真剣になって見てくれてないのかな」と残念そうに話していたのを思い出します。
「長谷川、何やっとんねん!代われ!」。なでしこの試合でそんな罵声が飛ぶ日が来たなら、女子サッカーは、未来を手に入れているでしょう。
誤解を招く表現ですが、人気スポーツのスター選手は〝ベビーフェイスとヒールが同居しているプロレスラー〟です。負ければ悪魔のように罵倒され、勝てば神様のように崇められる。そういう職業です。
悪魔に浴びせるような罵りを受けた翌日に、賞賛と感謝の言葉に包まれる神様になれる、そんな職業です。
前置きが長くなりました。
①だから阪神ファンは…
8月18日、DeNAと阪神の試合。 9回に阪神の攻撃で同点の走者が二塁上のクロスプレーを巡り、リクエストの末、判定が覆り、アウトに。 1―2で敗れた試合後には納得がいかない阪神ファンがDeNA選手のヒーローインタビュー中に六甲おろしを大声で歌い、メガホンなどを投げ込みました。
判定が覆っての大ブーイング。ここまではセーフ。
勝った相手選手のヒーローインタビューを邪魔するように六甲おろし、メガホンをグラウンドに投げ込む、これはアウト。
試合が決着してからグズグズ言うな。勝った相手への罵声ほど見苦しいものはありません。
②慶応高校の応援
慶応高校の応援が一線をハミ出したのは「アルプス席以外は立って応援しない」という甲子園の(オフィシャル)ルールと、「相手チームの攻撃時は応援を控えめにする」という暗黙のレールでした。
しかし、もっと大きな要因が横たわっているように見えたのは私だけではないでしょう。

これは高校ではなく、大学。
その正体は〝甲子園らしくないもの〟へのアレルギー反応です。
従来・既存の甲子園は、各都道府県を勝ち抜いた、おらが田舎・地元の高校にエールを送る〝ふるさと応援〟が大前提でした。
それが、東京の大学の附属校であっても駒大苫小牧は北海道、日大山形は山形、東海大相模は神奈川の代表で〝まずありき〟というのが甲子園のシキタリだったのです。
ところが、この夏…慶応高校の応援は〝神奈川県代表〟から逸脱し〝ALL慶応の代表〟〝慶応まずありき〟を甲子園に持ち込み、東京が本拠地のブランド大学の体育会応援歌まで歌い上げ、甲子園を慶応大学スタイルに染め上げてしまったのでした。
甲子園の応援で歓迎されるのは「地方の個性」ですが、少なくない人の目には慶応高校の応援が「慶応の個性」の押し付けに見えたのかもしれません。
「慶応ブランド」や「長髪の髪」もまた〝甲子園らしくないもの〟へのアレルゲンになったのでしょう。
先日、そんな話を会社でしてると、浮き足立ちまくってた慶応OBたちも結構、気にしていた模様で饒舌に〝自己分析〟を語るわけです。
「まあ、甲子園が慶応的なものにアレルギー反応起こしたのは確かにそうかもしれないけど、慶応もまた甲子園で勝ち進むことに慣れていない、だから愛おしい高校の快進撃に周りが見えなくなって、過剰に舞い上がったんですよね、きっと」。
「会社やグループ、大学のノリをそのまま甲子園に持ち込んじゃったのが良くなかった」。
早稲田実業が快進撃しても「紺碧の空」を歌わないのは、甲子園でも強豪だからというだけでなく、直系ではない、血が繋がっていない、それ以前に早稲田はグループ意識が希薄ということもあるかもしれません。
というか、慶応のグループ意識の強さが異常です。こんな小中高大一貫校って、他に思いつきません。
そういえば、私の大学時代からの慶応OBの友達は、幼稚舎どころか慶応高卒もいない、大学からの雑草組。さらに、そういえば会社の「下から慶応組」は変なヤツ、仲間内で集まるやつが多い(完全な独断と偏見)。
これ以上書くと、下から上がってきた慶応の悪口になってしまいそうなので、今夜はこの辺りで。
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