サッカー女子W杯。日本での注目度はそれなりですが、世界的には大きく盛り上がっています。
ボクシングは日本と先進国でマイナー競技、女子サッカーは日本でマイナー競技という背景がありますが、まさに逆・井上尚弥。
2011年と何が一番変わったか?
女子サッカーが世界的にますます人気を集めているということです。
もし、米国が男子サッカーの強化に成功したなら、この地球最強のスポーツは最後のフロンティア、アメリカをついに飲み込んでしまうでしょう。
私が愛するボクシングは、先日の「テレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr.」のPPVが65万件を超えるスマッシュヒットをマーク、不人気のレッテルがこびりついていたクロフォードのキャリアで大きな壁となっていた20万件を大きくクリア。
しかし、4月に行われたライト級のノンタイトルマッチ「ガーボンタ・デービスvsライアン・ガルシア」が120万件を売り上げたことを考えると〝無敗のウエルター級王者同士の完全統一戦〟としては非常に寂しい数字と言わざるを得ません。
ボクシングが米国でどんどんマイナーの坂道を転がり落ちてゆくだけでなく、競技レベルへの関心が希薄化し、キング・ライのような人気先行型アイドルや、茶番劇のエキシビションがより大きなビジネスになるというのは、もはやスポーツとしての体をなしていない段階に突入しています。
認定団体のデタラメなランキングから増産される穴王者と雑魚挑戦者たち、そしてファンは競技レベルに目を向けない…「ボクシングはマイナー〝スポーツ〟ですらなくなる」と捨て台詞を残して、この市場から手を引いたHBOの言葉が生々しく聞こえてきます。

マルタはブラジル代表にも関わらず、米国で最も人気のある女子選手の一人。ESPNの1999〜2018年で最も支配的だったアスリート20で9位(1位はタイガー・ウッズ)。フロイド・メイウェザーは知名度は全くありませんが、報酬面で一気にポイントを稼いで8位、同じ理由でマニー・パッキャオも19位。ちなみに、マイク・トラウトは18位。
その一方、米国で人気スポーツとして急浮上しているのがサッカー。女子の米国代表はすでにカネロ・アルバレスよりも大きな存在になり、男子でも顔見世興行を展開中の欧州ビッグクラブは全米で大きな関心を呼んでいます。
昨日は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロスアンゼルス・ギャラクシーが吉田麻也の獲得を発表。「日本では欧州トップリーグの関心が高く、そのマーケットにMLSが切り込むには、日本とのパイプが必要」(CNNスポーツ)。
近い将来、Jリーグのトップ選手たちは欧州ではなく、MSLを目指すようになる日が来るでしょう。

アレックス・モーガンは米国スポーツ史上最強のヒロイン。
今日から決勝トーナメントがキックオフとなる、すでに米国でメジャースポーツの座を勝ち獲っている女子サッカーW杯。
そのメジャーの舞台で「今大会最大の旋風」を巻き起こしているのが、なでしこジャパンです。
「大会前には世界ランク11位は過大評価と見られていたが、それは大間違いだったと認めるしかない。日本はボールを支配されていても、全く慌てず余裕を持ってカウンターを仕掛けてきた。(世界1位の)米国相手でもここまでやられることは考えられない」(ホルヘ・ヴィルダ監督)。
今日、16:00から地上波NHK総合でオンエアされる世界12位のノルウェー戦。世界ランクは一つしか違わないものの、予想は「1戦ごとに強さと巧さ、狡さに磨きがかかっている日本が有利」(ESPN)。
しかし、ボクシングが典型ですが、サッカーもスタイルと相性が勝負のアヤになります。
際立った組織力で世界の度肝を抜き続けている日本に対して、ノルウェーの持ち味は高さと個人技。
スペイン戦では相手にボールを与えても、冷静にカウンターのチャンスを狙っていたなでしこですが、ノルウェーにはクロスを上げさせてはいけません。早い段階で攻撃の芽を摘んで、クロスやロングボールを入れてくるサイドを自由にさせないこと。
ノルウェーはA組でニュージーランドに1−0で大番狂せを起こされ、スイスとスコアレスドロー。フィリピン戦ではMFハウがハットトリックを決めるなど6−0で大勝したものの、ゴールネットを揺らしたのはこの試合だけで、得失点差でニュージーランドを交わして辛くも2位通過。
しかし、ハウだけでなく、2018年にバロンドールを獲っているヘーゲルブルクも健在。体格差を感じてしまう展開に持ち込んではいけません。
「日本に死角があるとしたらノックアウトステージの経験。彼女たちがグループステージで素晴らしい結果を出したのは、負けたらおしまいという崖っぷちではなかったことも理由。ノルウェーは先制点を挙げて、日本の焦りを誘いたい」(ESPN)。
常識的に考えて、現時点でのノルウェーとの力量さは明白ですが、両者のスタイルは全く対照的。

英国ガーディアンが「優勝は日本」と予想するなど、なでしこ株は沸騰しています。
ウィリアム・ヒルが叩いたオッズは、なでしこ勝利が7/10(1.7倍)、ノルウェー7/2(4.5倍)。
植木理子と田中美南がそれぞれ2本以上の枠内シュートを打つ、13/2(7.5倍)。
さて、4試合連続のゴールラッシュを期待しましょう!
そして、次戦は〝アレ〟です。
ボクシングは日本と先進国でマイナー競技、女子サッカーは日本でマイナー競技という背景がありますが、まさに逆・井上尚弥。
2011年と何が一番変わったか?
女子サッカーが世界的にますます人気を集めているということです。
もし、米国が男子サッカーの強化に成功したなら、この地球最強のスポーツは最後のフロンティア、アメリカをついに飲み込んでしまうでしょう。
私が愛するボクシングは、先日の「テレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr.」のPPVが65万件を超えるスマッシュヒットをマーク、不人気のレッテルがこびりついていたクロフォードのキャリアで大きな壁となっていた20万件を大きくクリア。
しかし、4月に行われたライト級のノンタイトルマッチ「ガーボンタ・デービスvsライアン・ガルシア」が120万件を売り上げたことを考えると〝無敗のウエルター級王者同士の完全統一戦〟としては非常に寂しい数字と言わざるを得ません。
ボクシングが米国でどんどんマイナーの坂道を転がり落ちてゆくだけでなく、競技レベルへの関心が希薄化し、キング・ライのような人気先行型アイドルや、茶番劇のエキシビションがより大きなビジネスになるというのは、もはやスポーツとしての体をなしていない段階に突入しています。
認定団体のデタラメなランキングから増産される穴王者と雑魚挑戦者たち、そしてファンは競技レベルに目を向けない…「ボクシングはマイナー〝スポーツ〟ですらなくなる」と捨て台詞を残して、この市場から手を引いたHBOの言葉が生々しく聞こえてきます。

マルタはブラジル代表にも関わらず、米国で最も人気のある女子選手の一人。ESPNの1999〜2018年で最も支配的だったアスリート20で9位(1位はタイガー・ウッズ)。フロイド・メイウェザーは知名度は全くありませんが、報酬面で一気にポイントを稼いで8位、同じ理由でマニー・パッキャオも19位。ちなみに、マイク・トラウトは18位。
その一方、米国で人気スポーツとして急浮上しているのがサッカー。女子の米国代表はすでにカネロ・アルバレスよりも大きな存在になり、男子でも顔見世興行を展開中の欧州ビッグクラブは全米で大きな関心を呼んでいます。
昨日は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロスアンゼルス・ギャラクシーが吉田麻也の獲得を発表。「日本では欧州トップリーグの関心が高く、そのマーケットにMLSが切り込むには、日本とのパイプが必要」(CNNスポーツ)。
近い将来、Jリーグのトップ選手たちは欧州ではなく、MSLを目指すようになる日が来るでしょう。

アレックス・モーガンは米国スポーツ史上最強のヒロイン。
今日から決勝トーナメントがキックオフとなる、すでに米国でメジャースポーツの座を勝ち獲っている女子サッカーW杯。
そのメジャーの舞台で「今大会最大の旋風」を巻き起こしているのが、なでしこジャパンです。
「大会前には世界ランク11位は過大評価と見られていたが、それは大間違いだったと認めるしかない。日本はボールを支配されていても、全く慌てず余裕を持ってカウンターを仕掛けてきた。(世界1位の)米国相手でもここまでやられることは考えられない」(ホルヘ・ヴィルダ監督)。
今日、16:00から地上波NHK総合でオンエアされる世界12位のノルウェー戦。世界ランクは一つしか違わないものの、予想は「1戦ごとに強さと巧さ、狡さに磨きがかかっている日本が有利」(ESPN)。
しかし、ボクシングが典型ですが、サッカーもスタイルと相性が勝負のアヤになります。
際立った組織力で世界の度肝を抜き続けている日本に対して、ノルウェーの持ち味は高さと個人技。
スペイン戦では相手にボールを与えても、冷静にカウンターのチャンスを狙っていたなでしこですが、ノルウェーにはクロスを上げさせてはいけません。早い段階で攻撃の芽を摘んで、クロスやロングボールを入れてくるサイドを自由にさせないこと。
ノルウェーはA組でニュージーランドに1−0で大番狂せを起こされ、スイスとスコアレスドロー。フィリピン戦ではMFハウがハットトリックを決めるなど6−0で大勝したものの、ゴールネットを揺らしたのはこの試合だけで、得失点差でニュージーランドを交わして辛くも2位通過。
しかし、ハウだけでなく、2018年にバロンドールを獲っているヘーゲルブルクも健在。体格差を感じてしまう展開に持ち込んではいけません。
「日本に死角があるとしたらノックアウトステージの経験。彼女たちがグループステージで素晴らしい結果を出したのは、負けたらおしまいという崖っぷちではなかったことも理由。ノルウェーは先制点を挙げて、日本の焦りを誘いたい」(ESPN)。
常識的に考えて、現時点でのノルウェーとの力量さは明白ですが、両者のスタイルは全く対照的。

英国ガーディアンが「優勝は日本」と予想するなど、なでしこ株は沸騰しています。
ウィリアム・ヒルが叩いたオッズは、なでしこ勝利が7/10(1.7倍)、ノルウェー7/2(4.5倍)。
植木理子と田中美南がそれぞれ2本以上の枠内シュートを打つ、13/2(7.5倍)。
さて、4試合連続のゴールラッシュを期待しましょう!
そして、次戦は〝アレ〟です。
コメント
コメント一覧 (2)
でも、米国と離れてたら、奴らが決勝まで上がって来れなかった
かもしれないので、これで良かったのかも。
〝アレ〟にはこれまで何度も悪夢を見せられてきたので何倍にもして返してやる!
フシ穴の眼
が
しました
てっきりアメリカは当たり前の様に1位通過で向こう側へ行くと思ってたのに、まさかギリギリの2位通過でこっち側に転がりこんで来るとは思いませんでした
そして同じグループだったスペインは何故こっち側に居るのか……普通トーナメントの向こう側でしょ?同じグループに居たチームはトーナメントの真反対に置くのが普通なのでは……?
まぁ何にしてもワールドカップという大舞台でスペインに勝つ事そのものが1番大事なので組み合わせ云々は考えないでおきましょうか
それに決勝トーナメントではどの道グループリーグを勝ち抜いてきた強豪との連戦となる事に変わりはないし、別にアメリカやスペインだけが強豪でもないのでね
フシ穴の眼
が
しました