7月12日にベースボールマガジン社から「老舗ボクシング雑誌が選ぶ現代の奇跡 21世紀 BOXING 日本の世界チャンピオン」が発売されました。

ずっと見慣れた「ボクシングマガジン」のロゴを久しぶりに書店で目にして嬉しかったのですが、このタイミングでどうして?という思いが先立ちました。

main_ed80eae8162ee2636e7004c488b48b86.pngのコピー

このタイミングなら商業的にはもちろん、ボクシングファンの興味という点でも「ボクシングマガジン緊急増刊号 井上尚弥vsスティーブン・フルトン」の先行特集でしょう。

Number誌など、どこの雑誌も手をつけていません。日本でも没落傾向のボクシングは「売れないコンテンツ」として定着してしまっているからですが、だからこそです。

昨年で廃刊に追い込まれたボクシングマガジンには「年に1回ムック本的なものを発行する」という方針があり、それに沿ったものかもしれません。

時代の趨勢でタイムリーな月刊誌発行が頓挫したことから、通年で売れる(販売期間が決められていない)ムック本を選択したのかもしれません。

それでも、厳しい逆風が吹き荒ぶ時代だからこそ、守りに入ってはいけない。

「商業的に失敗したら責任取れない外野が勝手なこと言うな」と見られるかもしれませんが、もうすでに商業的に破綻しているのですから、守るべきものなど何もないはずです。

このタイミングでムック本を出してる場合じゃありません。