今月から私の部署に米国ピッツバーグからきた25歳が働いています。

ピッツバーグはペンシルバニア州。MLBではパイレーツの本拠地。

最大の都市はフィラデルフィア、MLBではフィリーズが本拠地を構えますが、ボクシングファンにはジョー・フレイジャーやバーナード・ホプキンス、そしてロッキー・バルもあらビッグネームのホームです。

もちろん、忘れちゃいけないスティーブン・フルトン。

さて、うちの部署のクールボーイですが、当たり前ながら日本で働くことを希望してやって来た全ての外国人は日本に関心が高いものです。

しかし、こいつは「大谷翔平を知らなかった」と言うのです。もちろん、そんな米国人が当たり前にいるのはよくわかっています。

アニメ、漫画もほとんど知りません。さすがにピカチュウ、ポケモンは知っていましたが。

一般ニュースのトップが「今日の大谷」だったりすると「日本でこれほどMLBが愛されてるとは」と驚くのです。

そんなクールボーイなど関係なく、今日も大谷は投打で爆発。

MLB公式HPもESPNも「史上6人目の投手」と取り上げているのです。

スクリーンショット 2023-06-28 22.32.12
マウンドからホームベースの距離が現在と同じになった1893年から140年、1試合で「投手として10奪三振」「打者として2本塁打」したのは大谷が6人目だそうです。

指名打者制をとる(投手が打席に立たない…はずなんですが)ア・リーグでは1963年以来、史上初。

CNNスポーツでも「史上6人目」を話題にしながらも「ユニコーンは史上6人目とかじゃないよね?6人目だとすごいのが伝わらない」「そう、今まで5人もいない。あれは誰もが初めて見る生き物だ」「史上6人目とか1963年以来初とかよりも、存在自体が史上初」「もう何を驚いていいのか、みんなわからなくなっている」…スポーツキャスターをパニックに陥れるユニコーン。

10奪三振と2本塁打、日本でも江夏豊とかはやってないのでしょうか?

江夏の延長11回ノーヒットノーラン、自らのバットでサヨナラホームラン、の方が1試合限定ならすごい気もしますが、大谷は「投手がたまたま打った」のでも「打者がたまたま抑えた」のでもないから狂気の沙汰なのです。

今日、大谷と対戦したホワイトソックスのロベルトはホームランダービーで大谷を追いかける22本を放っていますが、完璧に抑えこまれました。

「本塁打王が2位の選手に投げ込む」というのも、狂気の沙汰。

Every game somehow seems to get crazier the more I watch him play,” said catcher Chad Wallach. “Watching him pitch like that and go hit two homers like that, somehow it still surprises you every time.”

大谷のボールを受ける捕手のウォラックも「大谷がやってることは狂気の沙汰だ。それがどんどんひどくなっている。あんな投球をしてあんな本塁打を打つんだぞ?狂ってるだろ?驚かない方がおかしいだろ」と、賞賛なのか、呆れ果ててるのか、もはや恐怖に震えているのか、全くわからないコメント。

大谷の活躍は、どうやら怪談話のステージに突入した模様です。