7月15日 ラスベガス ザ・コスモポリタン・チェルシー 宴会場

コミッション:ネバダ州アスレティック・コミッション
プロモーター:トム・ブラウン(TBGプロモーションズ)
メディア:ショータイム
 

WBCバンタム級王者決定戦



40歳になったドネアの〝初戦〟。2002年2月22日、18歳でプロデビューしてから21年。

2007年7月7日、IBF /IBOフライ級王者ビック・ダルチニアンを大番狂せで破ったときが24歳。それから16年以上も世界のトップ戦線を走って来ました。

直近の試合は2022年6月7日の井上尚弥戦。日本のモンスターにわずか2ラウンドで撃沈されてしまいました。1年以上のブランクでBoXRecのstatus は inactive。

日本でもお馴染みのフィリピーノ・フラッシュの輝かしいキャリアにフィナーレが近付いているのは、誰の目にも明らかです。

それでも、この試合に勝って世界王者に返り咲くと、20代、30代、40代、三つの年代で世界王者。中・重量級でも極めて珍しい記録ですが、「軽量級だけ」では史上初めての快挙です。

対するサンチアゴは27歳のメキシカン。井上(WBCジュニアフライ級)、ジェルウィン・アンカハス(IBFジュニアバンタム級) への世界アタックは失敗。これが〝三度目の正直〟。

2021年11月にゲイリー・アントニオ・ラッセルに惜敗するも、デビッド・カルモナ、アントニオ・ニエベスと井上尚弥の残飯を食って、世界タイトルの切符を手にしました。

現在のバンタム級シーンをリング誌ランキングで眺めると、井上が返上して王者は空位。

1位ジェイソン・モロニー、2位エマヌエル・ロドリゲス、3位ノニト・ドネア、7位ポール・バトラーの4人は井上に屠られた〝落武者〟。

4位ラッセルは圧倒的有利と目されたロドリゲス戦でまさかの完敗、馬脚を現します。5位のサンチアゴはラッセルに負け、あのニエベスに1勝1分。6位ビンセント・アストロラビオはモロニーに惜敗。

8位以下は井上拓真、西田凌佑、栗原慶太と日本人が続きます。

それにしても、ものの見事に焼け野原、屍累々のバンタム級です。

さて、フィリピーノ・フラッシュはこの荒野で燃え尽きるのか?それとも、もう一度輝くのか?

ほとんどの ブッカーが掛け率を出していない、注目度の低い試合ですが、bet365ではドネアの4/11(1.36倍)、サンチアゴ2/1(3倍)。 数字の上では、ドネアが「3つの年代で世界王者」になる可能性大です。