元々、無差別級だったボクシングの世界に「階級」は存在しませんでした。

ヘビー級がHEAVYWEIGHTと呼ばれるようになったのは、LIGHTWEIGHT(軽量級)とMIDDLEWEIGHT (中量級)が誕生したからです。

米国のボクシングファンに「ライト級(軽量級)未満、ジュニアライト級以下のクラスは廃止でいい」 なんて過激な意見があるのも、この言葉尻を捉えた側面もあるでしょう。

もしジュニアライト級以下が廃止されたら、ミドル級が事実上の最重量の日本ではライト、ジュニアウエルター、ウエルター、ジュニアミドル、ミドルの5階級しか無くなってしまいます。

さて、そんな不要論もあるジュニアライト級以下ですが、ジュニアライトに関してはオスカー・デラホーヤとフロイド・メイウェザーの出発階級であり、マニー・パッキャオが激闘を繰り広げたクラスです。

そして、今夜のテーマ、フェザー級はそのジュニアライトから一とつ下のクラス、和訳すると「鳥の羽」級です。

パンチの無い、軽いボクサーをフェザーと揶揄したりしますが、その名の通り「鳥の羽のように軽い」というのがフェザー級です。
Weight-Classes_87_boxのコピー

ジュニアライト級が「人気階級の入り口」だとすると、フェザー級はその「一歩手前」。

…なのですが、このクラスを始点にファン・マヌエル・マルケスやロバート・ゲレーロ、マイキー・ガルシアらが、人気階級のど真ん中ウェルター級までアタックを仕掛けました。

126ポンドは歴史的に見ても、ウィリー・ペップやシュガー・ラモス、ビセンテ・サルディバル、サルバドール・サンチェス、エウゼビオ・ぺドラサ、アズマー・ネルソン、ジェフ・フェネック、ナジーム・ハメド…強烈なグレートを輩出し続けてきました。

 

現在のトップ10を Transnational Boxing Rankings Board から紹介すると、リネラル王者は2005年3月にマニー・パッキャオが返上してから18年も空位のまま。


メキシコ(系)の強豪、英国の人気者、キューバの実力者らに混ざって阿部麗也も世界10傑に
食い込んでいます。



①Mauricio Lara 26-3-1  MEX
 
②Rey Vargas 36-1-0 MEX
 

③Brandon Figueroa 24-1-1  USA
 

④Luis Alberto Lopez 28-2-0  MEX
 
⑤Mark Magsayo 24-2-0  PHI
 

⑥Leigh Wood 27-3-0  ENG
 

⑦Josh Warrington 31-2-1  ENG
 

⑧Robeisy Ramirez 12-1-0  CUB

⑨Reiya Abe 25-3-1 JPN
 

⑩Raymond Ford 14-0-1 USA
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圏外の清水聡は7月25日にWBO王者ロベイシ・ラミレスに挑戦します。

五輪2大会連続金メダルとはいえ、ラミレスは完全無欠の絶対王者ではありません。

とはいえ、清水の年齢(37)やジョー・ノイナイ戦で見せた脆弱さからは、
圧倒的不利の予想しか出来ません。

人気階級から離れており、ジュニアバンタム級のように専門家評価の高いボクサーが
多いわけでもありませんが、フェザー級で頭一つ抜けると軽量級としては破格の
注目度を集めることになります。

日本人にとっては厳しいクラスですが、予想を裏切る活躍に期待しましょう。