1団体8階級しか存在していなかった、オリジナル8の時代。 世界チャンピオンは地球上に8人しかいませんでした。
全てのボクサーにとって、世界チャンピオンになることは、 目標であり、ゴールでもありました。
「誰に勝ったのか」を問う必要のない、「世界チャンピオンはみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」そんな当たり前の時代です。

認定団体が4つに分裂、階級が17にも増殖した現代でも、世界チャンピオンになることは全てのボクサーにとって目標ですが、多くのボクサーにとってゴールではなくなりました。
世界チャンピオンも世界ランクも、アルファベット団体が好き勝手に作ってしまえる現代では「世界チャンピオンはみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」なんて、もはや悪い冗談でしかありません。
強い世界チャンピオンが君臨する時代はとうに過ぎ去り、タイトルは体重超過した秤の上で放擲されるほど価値のないものになってしまいました。
年間3試合もこなさないチャンピオンたちは、当たり前ながら普段からシェイプアップすることなく、大幅な減量と、前日計量によって大幅なリバウンドを繰り返し、成人しているにもかかわらず、体は膨張しようとするおかしな生理に陥って、複数階級を遊泳しています。
自らを「シュガー・レイ・レナードの後継者」と豪語したフロイド・メイウェザーは初めて世界王者になったとき、リングの上で人目も憚らずに号泣しました。
しかし、WBCのチャンピオンベルトが何の意味も持たないこと、タイトルを獲って複数階級制覇する、レナードの足跡をなぞってもレナードになれないことに気づいたメイウェザーは、より大きな注目を集めるビッグファイトを追求してゆきます。
それにはタイトルマッチである必要はありませんでしたが、ベルトは認定団体の方が〝土下座〟して奉納してきました。
マニー・パッキャオに至っては、メイウェザーを凌ぐタイトルへの無関心ぶりを見せつけます。HBOの看板スターになっても主要4団体のベルトがステイクされないメガファイトを当たり前に繰り広げて見せたのです。
最も価値があるのは、その選手のステイタス、つまりパッキャオであることであり、メイウェザーであること。
そして、誰と戦うのか。誰に勝ったのか。
そこではアルファベットタイトルはガラクタに過ぎません。「有料の(承認料で買う)ゴミ」(メイウェザー)です。
ウェルター級を代表する二つのメガファイト。「レナードvsトーマス・ハーンズ」で賭けられたタイトルは33年も前のことでも、ボクシングファンなら誰でも知っています。
それでは、もう一つのメガファイト「メイウェザーvsパッキャオ」では?わずか8年前の出来事だというのに、もう忘れ去られています…いいえ、忘れられたのではありません。
あの当時ですでに「そんなもの」はメディアやファンにとってどうでもいい、価値のないものだったのです。

もちろん、繰り返しになりますが、全てのボクサーにとっては世界タイトルは最初の目標です。
しかし、パッキャオやメイウェザーらは、規格外のキャリアを重ねる中で、そこがゴールではなくなりました。
2008年6月28日にWBCライト級王者デビッド・ディアスを屠ったパッキャオが、IBF王者ネート・キャンベルやWBA王者・小堀佑介、WBO王者マイケル・カティディスらとの統一戦に乗り出し、オスカー・デラホーヤやリッキー・ハットン、ミゲール・コットとのメガファイト路線に進んでいなければ?
ライト(軽量)級のスーパースターとして専門家とマニアの評価は沸騰していましたが、その注目度は全く別次元の小さな枠の中で終わっていたでしょう。
また、メガファイト路線の選択で専門家やマニアの評価が下がったわけではなく、むしろ逆でした。より人気のある階級に殴り込むことは、専門家とマニアの評価も付いてくるのです。
井上尚弥は「ジュニアライト級なんて行ったら埋もれてしまう」と口にしたことがありましたが、パッキャオもメイウェザーも下の階級で見せた鬼神のパフォーマンスは影を潜め、ウェルター級では〝埋もれて〟いました。
もちろん、本物の人気階級とは縁がないなら「ライトもフェザーもストローでも人気階級じゃないという意味では結局一緒」だという見方もあるでしょう。
ただ、上の階級に進めば名前のある選手がいます、副業持ちの貧乏王者も少なくなります、簡単に日本に来てくれる王者はいなくなるかもしれません。
米国では全く人気がなく、喜んで日本に来るノニト・ドネアのような〝ビッグネーム〟ではない、ちゃんとした本当のビッグネームと戦う意味もあるのではないでしょうか?
「所詮はフェザー級のビッグネームなんでしょ。ある意味、フェザー級のビッグネームも人気階級のビッグネームと比べたら〝ドネア〟と一緒」「パッキャオやメイウェザーは最も人気のあるウェルターに行ったからであって、フェザーやジュニアライトじゃ脇役のまま」と言われてしまうと、それまでですが…。
全てのボクサーにとって、世界チャンピオンになることは、 目標であり、ゴールでもありました。
「誰に勝ったのか」を問う必要のない、「世界チャンピオンはみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」そんな当たり前の時代です。

認定団体が4つに分裂、階級が17にも増殖した現代でも、世界チャンピオンになることは全てのボクサーにとって目標ですが、多くのボクサーにとってゴールではなくなりました。
世界チャンピオンも世界ランクも、アルファベット団体が好き勝手に作ってしまえる現代では「世界チャンピオンはみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」なんて、もはや悪い冗談でしかありません。
強い世界チャンピオンが君臨する時代はとうに過ぎ去り、タイトルは体重超過した秤の上で放擲されるほど価値のないものになってしまいました。
年間3試合もこなさないチャンピオンたちは、当たり前ながら普段からシェイプアップすることなく、大幅な減量と、前日計量によって大幅なリバウンドを繰り返し、成人しているにもかかわらず、体は膨張しようとするおかしな生理に陥って、複数階級を遊泳しています。
自らを「シュガー・レイ・レナードの後継者」と豪語したフロイド・メイウェザーは初めて世界王者になったとき、リングの上で人目も憚らずに号泣しました。
しかし、WBCのチャンピオンベルトが何の意味も持たないこと、タイトルを獲って複数階級制覇する、レナードの足跡をなぞってもレナードになれないことに気づいたメイウェザーは、より大きな注目を集めるビッグファイトを追求してゆきます。
それにはタイトルマッチである必要はありませんでしたが、ベルトは認定団体の方が〝土下座〟して奉納してきました。
マニー・パッキャオに至っては、メイウェザーを凌ぐタイトルへの無関心ぶりを見せつけます。HBOの看板スターになっても主要4団体のベルトがステイクされないメガファイトを当たり前に繰り広げて見せたのです。
最も価値があるのは、その選手のステイタス、つまりパッキャオであることであり、メイウェザーであること。
そして、誰と戦うのか。誰に勝ったのか。
そこではアルファベットタイトルはガラクタに過ぎません。「有料の(承認料で買う)ゴミ」(メイウェザー)です。
ウェルター級を代表する二つのメガファイト。「レナードvsトーマス・ハーンズ」で賭けられたタイトルは33年も前のことでも、ボクシングファンなら誰でも知っています。
それでは、もう一つのメガファイト「メイウェザーvsパッキャオ」では?わずか8年前の出来事だというのに、もう忘れ去られています…いいえ、忘れられたのではありません。
あの当時ですでに「そんなもの」はメディアやファンにとってどうでもいい、価値のないものだったのです。

もちろん、繰り返しになりますが、全てのボクサーにとっては世界タイトルは最初の目標です。
しかし、パッキャオやメイウェザーらは、規格外のキャリアを重ねる中で、そこがゴールではなくなりました。
2008年6月28日にWBCライト級王者デビッド・ディアスを屠ったパッキャオが、IBF王者ネート・キャンベルやWBA王者・小堀佑介、WBO王者マイケル・カティディスらとの統一戦に乗り出し、オスカー・デラホーヤやリッキー・ハットン、ミゲール・コットとのメガファイト路線に進んでいなければ?
ライト(軽量)級のスーパースターとして専門家とマニアの評価は沸騰していましたが、その注目度は全く別次元の小さな枠の中で終わっていたでしょう。
また、メガファイト路線の選択で専門家やマニアの評価が下がったわけではなく、むしろ逆でした。より人気のある階級に殴り込むことは、専門家とマニアの評価も付いてくるのです。
井上尚弥は「ジュニアライト級なんて行ったら埋もれてしまう」と口にしたことがありましたが、パッキャオもメイウェザーも下の階級で見せた鬼神のパフォーマンスは影を潜め、ウェルター級では〝埋もれて〟いました。
もちろん、本物の人気階級とは縁がないなら「ライトもフェザーもストローでも人気階級じゃないという意味では結局一緒」だという見方もあるでしょう。
ただ、上の階級に進めば名前のある選手がいます、副業持ちの貧乏王者も少なくなります、簡単に日本に来てくれる王者はいなくなるかもしれません。
米国では全く人気がなく、喜んで日本に来るノニト・ドネアのような〝ビッグネーム〟ではない、ちゃんとした本当のビッグネームと戦う意味もあるのではないでしょうか?
「所詮はフェザー級のビッグネームなんでしょ。ある意味、フェザー級のビッグネームも人気階級のビッグネームと比べたら〝ドネア〟と一緒」「パッキャオやメイウェザーは最も人気のあるウェルターに行ったからであって、フェザーやジュニアライトじゃ脇役のまま」と言われてしまうと、それまでですが…。
コメント
コメント一覧 (10)
フシ穴の眼
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フシ穴の眼
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実際、村田vsゴロフキンの試合よりもドネアvs井上の試合の方がスリリングだった。自分も金払って見るなら井上の試合を見る。
階級より内容だね。
フシ穴の眼
が
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フシ穴の眼
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実際井上が手の届く範囲にビッグネームているんでしょうか?
タンクやロマチェンコが井上との戦いを聞かれて答えてましたがそれは夢物語
ライト級なんかパッキャオみたいに気が狂った試合組まなきゃ到達不能です
それならばフェザーやジュニアライトのチャンピオンたちと・・・
見渡しましたが私にはビッグネームを見つけられませんでした
フシ穴の眼
が
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いやいや、WBAは京口にソッコーでスーパーベルトを送っていましたよ。
フシ穴の眼
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「“誰”に勝ったのか」の“誰”を規定するものは何でしょう? 実力? 戦績? 獲得したタイトルの数? 制覇した階級の数? いやいや、単に人気と知名度と存在感でしょう。それらを持つ相手なんて人気階級にしか存在しませんよ。
適正階級を超えた人気階級で拓真みたいなボクシングに変容するくらいなら、尚弥は一生バンタムでいいです。
>パッキャオもメイウェザーも下の階級で見せた鬼神のパフォーマンスは影を潜め、ウェルター級では〝埋もれて〟いました。
管理人さんだってわかってるんじゃないですか。彼らの名前にお付き合いして試合を観てはいたものの、正直、その内容は退屈でした。試合中にスマホを手にしちゃうほどに・・・
フシ穴の眼
が
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フシ穴の眼
が
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