Saturday 22, April 2023
  
T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada
commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Tom Brown (TGB Promotions)
     Oscar De La Hoya (Golden Boy Promotions)

matchmaker:Tom Brown
media:DAZN 



ガーボンタ・デービスとライアン・ガルシアのメガファイトまで、あと10日。

「PPVの時代は終わった」と豪語してボクシングビジネスに参入したDAZN でしたが、最初からビッグファイトはPPVで提供し続けています。やってることは詐欺同然です。

そのPPVの単価は$84.99。日本円で約1万1,000円。高ッ!

ライアン・ガルシアをプロモートするオスカー・デラホーヤは「ライアンとタンクが没落一方のボクシング市場を救うきっかけになる。PPVは200万件を売り上げるだろう」と語っていますが、関係者もメディアもファンも200万件なんて数字が絵空事であるのはわかっています。

ここまで小粒なマッチアップが、今の米国で最も大きな興行になるというのも寂しい限りですが、試合そのものは面白くなりそうです。

タンク・デービスが「キャリア最強の相手」と認め、キング・ライのパワーに恐怖しているのは136ポンドのキャッチウェイトと、当日のリバウンド制限(10ポンド)を条約に盛り込ませたことからも明らかです。

タンクの方が体重超過、あるいは二人とも体重超過なんて喜劇も、このマッチアップにはお似合いかもしれません。

ボクサーとしては体重超過に怠け癖、人間としては犯罪を重ねるタンクがキャッチウェイトとリバウンド制限を譲らなかったというのは失笑ものですが、勝敗予想は28歳のトラブルメーカーに偏っています。

トップレベルのテクニシャンとは到底言えないレオ・サンタクルスにボクシングを許し、力づくで勝つしかなかったタンクが、力づくで勝てない相手にどんなファイトを見せるのか?

そして、キング・ライは、タンクにとって「力づくでは勝てない相手」としてリングに上がることが出来るのか?

最強や最高を極めるメガファイトとは口が裂けても言えませんが、いろんな角度から面白く見れそうです。