カネロ・アルバレスへ の挑戦権、すなわち現代の北米ボクシングシーン最高の舞台への進出を賭けた「デビッド・べナビデスvsケイレブ・プラント」のイベント、そのアンダーカードから。
まずは井上尚弥が進出するジュニアフェザー級の10回戦。
25勝13KO1分のケビン・ゴンサレスがホセ・サンマーティンと対戦。
Chacal(ジャッカル)の異名を持つゴンサレスは25歳のメキシカン。印象的な試合をして大手プロモーターとの正式契約、スターへ成長してもらいたいところです。
井上をはじめ日本人ファイターが多く控える階級だけに、人気のあるメキシカンの存在はありがたい。
サンマーティンはエマヌエル・ナバレッテ、マウリシオ・ララにきっちりKO負けしている30歳のコロンビア人。2年前には井上尚弥とも戦ったデビッド・カルモナを判定で下してWBAのFedecentro ジュニアフェザー級タイトルを獲得しています。
オッズはメキシコのジャッカル勝利が1/7(1.14倍)、サンマーティンが11/2(6.5倍)。
ご存知の通りジュニアフェザー級はWBO /WBC王者スティーブン・フルトンと、WBA /IBF王者ムロジョン・アフマダリエフの二人が4つのタイトルを二分割、亀田和毅に、ルイス・ネリとジョンリール・カシメロという日本のファンにとって刺激的な悪役も存在するものの、世界的には非常に地味な階級。
無傷のメキシカンは貴重です。ゴンサレスがネリやカシメロを駆逐して、井上の前に立ち塞がってくれるなら、それは最高のシナリオです。
さて、ジャッカルに鮮やかな勝ちっぷりを見せていただきましょうか。
…終わってた。UDでゴンサレス。どんな内容だったのか不明ですが、無敗レコードは伸ばしてくれた模様です。99-91/98-92/97-93。
気を取り直して、コディ・クローリーvsアベル・ラモスのウェルター級12回戦。
エロール・スペンスJr.が保持するWBC王座への挑戦者決定戦(スペンスはWBAとIBFでもタイトルホルダー)。
オッズはクローリーが2/13(1.15倍)、ラモスが6/1(7倍)。
無敗のクローリーは、9ヶ月前に父親が自殺、その悲劇を背負ってのリングイン。
クローリー、気合が入ってます。前半6ラウンドはフルマークか。オープニングラウンドから前に出続けるクローリー、11ラウンドにラモスの右でキャンバスに右グローブを付くダウン…も、インタバルでのビデオ検証でグローブはキャンバスに付いていなかったと、ダウン判定が取り消しに。
逃げ切れるか、仕留めるか?ラモス、詰めきれませんでした。
判定はまさかのマジョリティデジション。114−114/115−113/116−112
クリス・コルバートとホセ・バレンズエラのライト級10回戦。
スター候補だったコルバートは前戦でヘクター・ルイス・ガルシアにまさかの完敗。これが復帰戦。バレンズエラも前戦でエドウィン・ドスサントスにKO負け、WBC米大陸王座から陥落。
無敗のキャリアに急ブレーキがかかった二人、負けたら2連敗になってしまうサバイバルマッチです。
オッズは26歳の〝プライムタイム〟コルバートが5/6(1.83倍)、23歳のサウスポー、バレンズエラが6/5 (2.2倍)。
第1ラウンド。先に仕掛けたのはコルバートでしたが、バレンズエラのフックがクリーンヒット、もんどりうってダウン。 第2ラウンド、コルバートがジャブから立て直し、バレンズエラの方が固い。
両者とも危うい。このレベルの相手なら、吉野修一郎にも十分チャンスがありそう。
第6ラウンド、バレンズエラの猛攻にコルバートが防戦一方に。 大きなチャンスを作るのはバレンズエラですが、仕留めきれない。だから、コルバートも諦めない。
結局、判定に。 ユナニマスでコルバート。三者とも95−94。会場がザワついたように、おかしな判定です。初回は10−8。残りの9ラウンドを6−3でコルバートが取ったというスコアです。
ヘスス・ラモスvsジョーイ・スペンサー。 無敗のホープ同士が激突するジュニアミドル級10回戦。
オッズは22歳のアベルの従兄弟のラモスが4/9(1.44倍)、23歳のスペンサーが11/5(3.2倍)。
スター候補の〝モノ〟ラモスが、無敗とはいえキャリア2度目の10回戦というスペンサーをどう料理するのか?
初回、ゴリ押ししてくるスペンサーに、ラモスが左フックでダウンを奪います。 このレベルの相手に先制のダウンを取ったら、一気に勝負をつけたいところですが…。
7ラウンド、スペンサーは大きなダメージは無いものの、コーナーの申し出を受けてレフェリーストップ。
当たり前ですがレベルの高い攻防です。
3ラウンドまで、打っては離れるプラントが上手く戦っています。スピードで劣るべナビデスは打撃戦の距離に持ち込みたい。
第6ラウンド、べナビデスの攻撃をプラントがいなせない。それでも前半戦の採点はプラントが1〜2点リードか。
第8ラウンド、べナビデスの攻撃にプラントがまっすぐ下がってしまう。プラントは効いている。プラントは眉間のあたりをカット。ドクターチェックが入ります。
第9ラウンド、プラントもよくわかってます。ここで迎撃しないと、押し切られます。それでもべナビデスのプレッシャーが強い。
第10ラウンド、ダウンシーンこそなかったものの、べナビデスの10−8でもいい内容。
第11ラウンド、劣勢が深まるプラントですが倒れない。しかし、両者の火力の差は明らか。
最終ラウンド、プラント、ど根性です。よく戦い抜きました。
117-111/116−112/115−113。
まずは井上尚弥が進出するジュニアフェザー級の10回戦。
25勝13KO1分のケビン・ゴンサレスがホセ・サンマーティンと対戦。
Chacal(ジャッカル)の異名を持つゴンサレスは25歳のメキシカン。印象的な試合をして大手プロモーターとの正式契約、スターへ成長してもらいたいところです。
井上をはじめ日本人ファイターが多く控える階級だけに、人気のあるメキシカンの存在はありがたい。
サンマーティンはエマヌエル・ナバレッテ、マウリシオ・ララにきっちりKO負けしている30歳のコロンビア人。2年前には井上尚弥とも戦ったデビッド・カルモナを判定で下してWBAのFedecentro ジュニアフェザー級タイトルを獲得しています。
オッズはメキシコのジャッカル勝利が1/7(1.14倍)、サンマーティンが11/2(6.5倍)。
ご存知の通りジュニアフェザー級はWBO /WBC王者スティーブン・フルトンと、WBA /IBF王者ムロジョン・アフマダリエフの二人が4つのタイトルを二分割、亀田和毅に、ルイス・ネリとジョンリール・カシメロという日本のファンにとって刺激的な悪役も存在するものの、世界的には非常に地味な階級。
無傷のメキシカンは貴重です。ゴンサレスがネリやカシメロを駆逐して、井上の前に立ち塞がってくれるなら、それは最高のシナリオです。
さて、ジャッカルに鮮やかな勝ちっぷりを見せていただきましょうか。
…終わってた。UDでゴンサレス。どんな内容だったのか不明ですが、無敗レコードは伸ばしてくれた模様です。99-91/98-92/97-93。
気を取り直して、コディ・クローリーvsアベル・ラモスのウェルター級12回戦。
エロール・スペンスJr.が保持するWBC王座への挑戦者決定戦(スペンスはWBAとIBFでもタイトルホルダー)。
オッズはクローリーが2/13(1.15倍)、ラモスが6/1(7倍)。
無敗のクローリーは、9ヶ月前に父親が自殺、その悲劇を背負ってのリングイン。
クローリー、気合が入ってます。前半6ラウンドはフルマークか。オープニングラウンドから前に出続けるクローリー、11ラウンドにラモスの右でキャンバスに右グローブを付くダウン…も、インタバルでのビデオ検証でグローブはキャンバスに付いていなかったと、ダウン判定が取り消しに。
逃げ切れるか、仕留めるか?ラモス、詰めきれませんでした。
判定はまさかのマジョリティデジション。114−114/115−113/116−112
クリス・コルバートとホセ・バレンズエラのライト級10回戦。
スター候補だったコルバートは前戦でヘクター・ルイス・ガルシアにまさかの完敗。これが復帰戦。バレンズエラも前戦でエドウィン・ドスサントスにKO負け、WBC米大陸王座から陥落。
無敗のキャリアに急ブレーキがかかった二人、負けたら2連敗になってしまうサバイバルマッチです。
オッズは26歳の〝プライムタイム〟コルバートが5/6(1.83倍)、23歳のサウスポー、バレンズエラが6/5 (2.2倍)。
第1ラウンド。先に仕掛けたのはコルバートでしたが、バレンズエラのフックがクリーンヒット、もんどりうってダウン。 第2ラウンド、コルバートがジャブから立て直し、バレンズエラの方が固い。
両者とも危うい。このレベルの相手なら、吉野修一郎にも十分チャンスがありそう。
第6ラウンド、バレンズエラの猛攻にコルバートが防戦一方に。 大きなチャンスを作るのはバレンズエラですが、仕留めきれない。だから、コルバートも諦めない。
結局、判定に。 ユナニマスでコルバート。三者とも95−94。会場がザワついたように、おかしな判定です。初回は10−8。残りの9ラウンドを6−3でコルバートが取ったというスコアです。
ヘスス・ラモスvsジョーイ・スペンサー。 無敗のホープ同士が激突するジュニアミドル級10回戦。
オッズは22歳のアベルの従兄弟のラモスが4/9(1.44倍)、23歳のスペンサーが11/5(3.2倍)。
スター候補の〝モノ〟ラモスが、無敗とはいえキャリア2度目の10回戦というスペンサーをどう料理するのか?
初回、ゴリ押ししてくるスペンサーに、ラモスが左フックでダウンを奪います。 このレベルの相手に先制のダウンを取ったら、一気に勝負をつけたいところですが…。
7ラウンド、スペンサーは大きなダメージは無いものの、コーナーの申し出を受けてレフェリーストップ。
当たり前ですがレベルの高い攻防です。
3ラウンドまで、打っては離れるプラントが上手く戦っています。スピードで劣るべナビデスは打撃戦の距離に持ち込みたい。
第6ラウンド、べナビデスの攻撃をプラントがいなせない。それでも前半戦の採点はプラントが1〜2点リードか。
第8ラウンド、べナビデスの攻撃にプラントがまっすぐ下がってしまう。プラントは効いている。プラントは眉間のあたりをカット。ドクターチェックが入ります。
第9ラウンド、プラントもよくわかってます。ここで迎撃しないと、押し切られます。それでもべナビデスのプレッシャーが強い。
第10ラウンド、ダウンシーンこそなかったものの、べナビデスの10−8でもいい内容。
第11ラウンド、劣勢が深まるプラントですが倒れない。しかし、両者の火力の差は明らか。
最終ラウンド、プラント、ど根性です。よく戦い抜きました。
| PUNCHES | BENAVIDEZ | PLANT |
|---|---|---|
| Total landed | 210 | 91 |
| Total thrown | 551 | 624 |
| Percent | 38% | 15% |
| Jabs landed | 30 | 23 |
| Jabs thrown | 132 | 247 |
| Percent | 23% | 9% |
| Power landed | 180 | 68 |
| Power thrown | 419 | 377 |
| Percent | 43% | 18% |
117-111/116−112/115−113。

コメント
コメント一覧 (5)
同じメキシカンとは戦いたくないなんて御託はもう世界のボクシングファンは聞き入れないでしょう。
フシ穴の眼
が
しました
勝つんだという気持ちが見えたのが凄い。
試合前は険悪な雰囲気でしたが、終わってみれば清々しい両者にあっぱれ!
フシ穴の眼
が
しました
私は1,6,8以外コルバートに振りました。
戦前、バレンズエラが勝つと予想していたのですが、とにかく見ててイライラする試合でした。
フシ穴の眼
が
しました
んなまさか。
フシ穴の眼
が
しました