18歳のジョンリール・カシメロは2007年6月3日、110ポンド契約の4回戦でデビュー。

「マニー・パッキャオに大きなインスピレーションを受けた。何も持ってなくても人生が終わりじゃないだけでなく、全てをひっくり返すことができると教えてくれた」。

翌2008年8月、9戦全勝で国内フライ級王者決定戦に勝利すると、次戦でWBOアジアパシフィック(ジュニアフライ級)もコレクションに加えます。

2019年12月19日、13戦全勝7KOで大一番を迎えます。

舞台はニカラグアはマナグア。かつてマナグア市長も務めた、伝説の名選手アレクシス・アルゲリョの追悼興行で、WBOジュニアフライ級の暫定王者決定戦で、コロンビアの元王者セサール・カンチラと対決。

2位のカンチラにアジアパシフィック王者のカシメロが当てがわれた〝WBO事情〟の暫定王者決定戦でした。

これが、初めての海外遠征、アンダードッグだったにもかかわらず、カシメロは何の緊張感もなく躍動。11ラウンド に2度倒して番狂せを完遂。

リングサイドに座ったWBO正規王者でPFPファイターのイバン・カルデロンに対して「次はお前だ」とギロチンポーズまで見せました。

ちなみに、アルゲリョを追悼する興行でメインを張ったのは18歳になったばかりのカルロス・ブイトラゴ。ダウンを奪われながらも辛勝、WBOユースのストロー級王者に就きました。