ルールミーティングでは両者が使用するグローブも確認されました。 井上尚弥が黄色のレイジェス、ポール・バトラーは白のRDX。
レイジェスはマニー・パッキャオが溺愛する、言わずと知れたパンチャーズ・グローブ。

井上は前の試合のノニト・ドネア戦で使用、フィーリングが良かったのでしょう、今回もメキシコ製の薄いグローブをはめます。

RDXは、アミール・カーンやアンソニー・ジョシュアらバトラーと同じ英国人ボクサーの他に、ランディ・クートゥアやロンダ・ラウジーらMMAファイターも愛用しているブランドです。

エバーラストと並んで、バランスの取れたグローブです。

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パンチャーはレイジェスを好む傾向があるのは事実ですが、ナックルパートの緩衝材が薄い(そんなのありなのか?という話はまた別の機会に)レイジェスが最も破壊力があるのか?というと、このシリーズで繰り返しているように、そうとは言い切れません。

ただし、「レイジェスは(緩衝材が薄いから)真っ直ぐナックルを当てないと拳を痛める」(パッキャオ)という言葉から、パワーをきっちり伝える正しい打ち方を学ぶにはベストのグローブなのかもしれません。

個人的にもレイジェスで殴られるのは痛い、硬いイメージしかありませんから、やはり拳への負担は大きく、怪我をしやすいグローブでしょう。

井上がキャリア10年でレイジェスを採用したのは、デビュー当初はよく痛めていた拳への不安がなくなったと推測できます。

パンチャーが必ずしもレイジェスを選ぶとは限りませんが、拳に不安のあるボクサーは絶対にレイジェスを選びません。

日本のボクシングファンとしてはウィニングを振り回して欲しいのですが、井上とレイジェスはやたらと似合います。

明日は、そのレイジェスが火を噴くでしょう。