カネロ・アルバレスは誰と戦ってきたのか?

サントス・サウル・アルバレス・バラガンは2005年10月29日、15歳のときにジュニアウェルター級でプロデビュー。

翌年、5戦目で引き分け試合を経験するも、ホセ・コットやカルロス・バルドミル、ラブモア・ヌドゥら古豪やビッグネームの兄弟と戦い、地域タイトルをコレクション。

そして2011年3月5日、リッキー・ハットンの弟マシューと空位のWBCジュニアミドル級王座を争い、大差判定勝利。

マシューは知名度と実力の乖離が大きいファイターで、フロイド・メイウェザーとの対戦も取り沙汰された人気者でした。

この初戴冠時のカネロはまだ20歳ながら、36勝26KO無敗1分。

慎重な対戦相手選びと、十分な試合経験を重ねての世界挑戦でしたが、マシューにグラつかされる場面もあり、当時は「最強ファイターの誕生」という捉え方は皆無でした。

このタイトルはライアン・ローズ、アルフォンソ・ゴメス、カーミット・シントロン、シェーン・モズリー、ホセシト・ロペス、オースティン・トラウトと、旬のパンチャーを綺麗に回避しながら「ディフェンスの強化」(エディ・レイノソ)をメインテーマに取り組みます。
IMG_1158
IMG_2707 (1)

そして、ディフェンス教室はついに最終章を迎えます。

レッスンを施してくれるのは史上最高級のディフェンスマスター、フロイド・メイウェザー。

この試合で、カネロはキャリア初のBサイドに回りますが、すでにラスベガスのジャッジを飲み込むスターパワーを手に入れていました。

空前のメガファイト「THE ONE」を振り返り、進化する怪物カネロ・アルバレスの実像に迫ります。