今月、7日のバンタム級に続いて2度目の三団体統一戦はライトヘビー級。
バンタム級でステイクされたのが井上尚弥のIBFとWBA、ノニト・ドネアのWBCだったのに対して、明日のマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)ではIBF/WBC王者アルトゥール・ベテルビエフとWBO王者ジョー・スミスJr.が拳を交えます。
三つのアルファベット団体の組み合わせ、バンタム級では井上の保持するリング誌タイトルも賭けられた問いう違いはありますが、共通しているのは階級を代表するスラッガー対決という点です。
明日はMSGとはいえ、2万人超えキャパのアリーナではなく、5000人収容のアリーナ。井上vsドネアは3倍以上の観客を飲み込んださいたまスーパーアリーナ。舞台の大きさも違います。
ただ、ライトヘビー級はここ数年で最も注目されるクラスの一つに躍り出ました。正確に言うと、カネロ・アルバレスが〝片足かけた〟からですが。
クルーザー級やヘビー級へも食指を伸ばす現代ボクシング界最大のスターにとって、ライトヘビー級は通過点とも思われましたが、WBA王者ドミトリー・ビボルにまさかの完敗。
カネロ自身が「ライトヘビーでNo.2」と評価していたビボルに押し切られた事実は、No.1のベテルビエフ相手では〝カネロの親戚〟とも揶揄されるラスベガスのジャッジが全く機能しない結果、つまりノックアウト負けの危険もあります。
カネロが〝片足〟を引っ込めて、37歳のベテルビエフの劣化とビボルのつまずきを待って、しばらくはスーパーミドル級で防衛を重ねる隠遁生活を送るかもしれません。
そうなると、せっかく、ライトヘビー級に差し込んだ太陽が陰ってしまうことになります。
しかし、おそらくカネロは9月17日のゲンナジー・ゴロフキン戦を快勝したら、ビボルとの再戦に乗り出すでしょう。その時期は早くて来年前半と見られます。
そして、その前に明日の勝者がビボルか、カネロへの挑戦を実現する可能性が膨らんでいます。
最近ではフロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、今はカネロ・アルバレス。彼らとの対戦が決まるのはwin the lottery、まさにボクシング界最高の宝くじに一等当選することを意味しています。
対戦が決まった時点である意味、勝者なのです。
その意味も含めて、明日の試合は3つのベルト以上に大きなものがステイクされているのです。
カネロ戦ならMSGのシアターなんてシケた舞台はありえません。ニューヨークならバークレイズセンター、ラスベガスならT-モバイルアリーナ、あるいはテキサスやフロリダなどの巨大スタジアムが用意されるかもしれません。
前日計量は、ベテルビエフがリミット一杯の175ポンド、スミスJr.が174.6ポンド。
37歳のロシア生まれのカナダ人は身長182㎝/リーチ185㎝。地元ニューヨーク・ロングアイランド出身のスミスは183㎝/193㎝。
正面からは全く差がない二人ですが、横向き・後ろ向きで見ると、ベテルビエフの広背筋から大円筋にかけてのヒットマッスルが目を引きます。
電子秤にも広告をプリントしていたシザース・スポーツブックのオッズは8-1と大きくベテルビエフを支持。
しかし、100%KOパンチャーは、37歳という年齢に加えて、キャリア最高試合2019年10月のオレクサンダー・グボジーク戦から3年間で2試合しか戦っていないことも不安材料です。
グボジークやカラム・ジョンソンとの試合は決して一方的に圧勝したわけではなく、意外な撃たれ脆さも露呈しています。
対する、スミスは建設現場で働きながら世界王者になった叩き上げ。左ジャブから右につなぐワンツーのスピードとタイミングは、ここ数試合で格段の進歩を見せている成長途上の32歳。
ウィリアム・ヒルでもベテルビエフ1/8(1.13倍)でスミス9/2(5.5倍)。ベテルビエフのKO勝利はなんと4/11(1.24倍)で、7〜9ラウンドのKOは2/5(3.5倍)。
しかし「不安定要素はベテルビエフに多い」と偏った掛け率に疑問の声も。とはいえ、不安要素が現実にならなければ、ベテルビエフが中盤以降にノックアウトするということです。
バンタム級でステイクされたのが井上尚弥のIBFとWBA、ノニト・ドネアのWBCだったのに対して、明日のマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)ではIBF/WBC王者アルトゥール・ベテルビエフとWBO王者ジョー・スミスJr.が拳を交えます。
三つのアルファベット団体の組み合わせ、バンタム級では井上の保持するリング誌タイトルも賭けられた問いう違いはありますが、共通しているのは階級を代表するスラッガー対決という点です。
明日はMSGとはいえ、2万人超えキャパのアリーナではなく、5000人収容のアリーナ。井上vsドネアは3倍以上の観客を飲み込んださいたまスーパーアリーナ。舞台の大きさも違います。
ただ、ライトヘビー級はここ数年で最も注目されるクラスの一つに躍り出ました。正確に言うと、カネロ・アルバレスが〝片足かけた〟からですが。
クルーザー級やヘビー級へも食指を伸ばす現代ボクシング界最大のスターにとって、ライトヘビー級は通過点とも思われましたが、WBA王者ドミトリー・ビボルにまさかの完敗。
カネロ自身が「ライトヘビーでNo.2」と評価していたビボルに押し切られた事実は、No.1のベテルビエフ相手では〝カネロの親戚〟とも揶揄されるラスベガスのジャッジが全く機能しない結果、つまりノックアウト負けの危険もあります。
カネロが〝片足〟を引っ込めて、37歳のベテルビエフの劣化とビボルのつまずきを待って、しばらくはスーパーミドル級で防衛を重ねる隠遁生活を送るかもしれません。
そうなると、せっかく、ライトヘビー級に差し込んだ太陽が陰ってしまうことになります。
しかし、おそらくカネロは9月17日のゲンナジー・ゴロフキン戦を快勝したら、ビボルとの再戦に乗り出すでしょう。その時期は早くて来年前半と見られます。
そして、その前に明日の勝者がビボルか、カネロへの挑戦を実現する可能性が膨らんでいます。
最近ではフロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、今はカネロ・アルバレス。彼らとの対戦が決まるのはwin the lottery、まさにボクシング界最高の宝くじに一等当選することを意味しています。
対戦が決まった時点である意味、勝者なのです。
その意味も含めて、明日の試合は3つのベルト以上に大きなものがステイクされているのです。
カネロ戦ならMSGのシアターなんてシケた舞台はありえません。ニューヨークならバークレイズセンター、ラスベガスならT-モバイルアリーナ、あるいはテキサスやフロリダなどの巨大スタジアムが用意されるかもしれません。
前日計量は、ベテルビエフがリミット一杯の175ポンド、スミスJr.が174.6ポンド。
37歳のロシア生まれのカナダ人は身長182㎝/リーチ185㎝。地元ニューヨーク・ロングアイランド出身のスミスは183㎝/193㎝。
正面からは全く差がない二人ですが、横向き・後ろ向きで見ると、ベテルビエフの広背筋から大円筋にかけてのヒットマッスルが目を引きます。
電子秤にも広告をプリントしていたシザース・スポーツブックのオッズは8-1と大きくベテルビエフを支持。
しかし、100%KOパンチャーは、37歳という年齢に加えて、キャリア最高試合2019年10月のオレクサンダー・グボジーク戦から3年間で2試合しか戦っていないことも不安材料です。
グボジークやカラム・ジョンソンとの試合は決して一方的に圧勝したわけではなく、意外な撃たれ脆さも露呈しています。
対する、スミスは建設現場で働きながら世界王者になった叩き上げ。左ジャブから右につなぐワンツーのスピードとタイミングは、ここ数試合で格段の進歩を見せている成長途上の32歳。
ウィリアム・ヒルでもベテルビエフ1/8(1.13倍)でスミス9/2(5.5倍)。ベテルビエフのKO勝利はなんと4/11(1.24倍)で、7〜9ラウンドのKOは2/5(3.5倍)。
しかし「不安定要素はベテルビエフに多い」と偏った掛け率に疑問の声も。とはいえ、不安要素が現実にならなければ、ベテルビエフが中盤以降にノックアウトするということです。

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