来月の世界戦を駆け足で眺めてみます。

なかなか興味深いイベントが揃いました。

(カッコ内)の順位はリング誌ランキングです。


SATURDAY, MAY 28

12 rounds – lightweights

Erislandy Lara vs. Gary O’Sullivan
12 rounds – middleweights

今週末はガーボンタ・デービス登場。舞台はNY最大のアリーナ、バークレイズセンター。

WBA暫定王者ローランド・ロメロは前戦でリミットを5.2ポンドも超過したアンソニー・イギットを持ち前の喧嘩ファイトでねじ伏せた無敗の26歳。

オッズは一つ年上のタンク・デービスが1/12=1.08倍、ロメロ7倍と大きく開いています。

レオ・サンタクルスに手こずり、階級の差を見せつけて激勝したタンクですが、ロメロはオーダーメイドの相手に思えます。

セミはキューバの名匠エリスランディ・ララと、個性派ゲイリー・オサリバンのミドル級12回戦。

ララ1/20=1.05倍、オサリバン9倍のオッズ通りに、37歳のアイルランド人が39歳になったララのボクシングレッスンを受けることになりそうです。


SATURDAY, JUNE 4

George Kambosos Jr. (C) vs. Devin Haney (No. 3)
12 rounds – lightweights (for Kambosos’ Ring/IBF/WBA/WBO and Haney’s WBC titles)

Jason Moloney (No. 4) vs. Aston Palicte
10 rounds – bantamweights

テオフィモ・ロペスを大番狂わせで破ったジョージ・カンボソスの凱旋防衛戦。

それにしても、初防衛戦で超難敵を迎えてしまいました。

WBC王者デビン・ヘイニーとの大勝負は、ライト級完全統一がステイクされています。

オッズは4冠(リング誌・WBA・IBF・WBO)王者のオージーが13/10=2.3倍、ヘイニー1.62倍。

セミファイナルは井上尚弥が痛烈に沈めたジェイソン・マロニーと、井岡一翔に仕留められたアストン・パリクテとのサバイバルマッチ。

この2人は噛み合いそうです。


12 rounds – junior lightweights (for Ogawa’s IBF title)

Faroukh Kourbanov vs. Zelfa Barrett
12 rounds – junior lightweights

尾川堅一は英国ウェールズに乗り込んで、地元のジョー・コルディナと初防衛戦。

完全アウエーですが、ここで印象的な勝利を収めるとシャクール・スティーブンソンとのビッグファイトへの道が開きます。

この試合は、勝つと負けるで特に大違いです。

セミファイナルには英国の世界王者予備軍の1人ゼルファ・バレットが欧州王者ファーロク・コバノフをどう料理するか?〝お手並み拝見〟。



12 rounds – junior featherweights (for Fulton’s WBC/WBO titles)

井上尚弥の参戦が確実視されているジュニアフェザー級、最強候補の1人スティーブン・フルトンが実力者ダニー・ローマンを迎えます。

残り二団体のタイトルホルダー、ムロジョン・アフマダリエフを苦しめたローマンにフルトンがどんな戦いぶりを見せるのか?

フルトン2/9=1.22倍、ローマン16/5=4.2倍。

ジュニアフェザー進出初戦でいきなり完全統一王者との決戦も予想される井上、その相手が誰になるのか?も占う好カードです!


TUESDAY, JUNE 7

Naoya Inoue (C, No. 3 P4P) vs. Nonito Donaire (No. 1)
12 rounds – bantamweights (for Inoue’s Ring/IBF/WBA and Donaire’s WBC titles)

Takuma Inoue (No. 5 bantamweight) vs. Gakuya Furuhashi
12 rounds – junior featherweights

Andy Hiraoka vs. Shun Akaiwa
10 rounds – junior welterweights 

井上とドネアのリマッチのアンダーカードは、WBOアジアパシフィック王者の拓真と、日本王者の古橋哲也が激突するジュニアフェザー級決戦。

日本ジュニアウェルター級王者の平岡アンディは、赤岩俊をどう片付けるか。ここでグズグズするようでは、人気階級で世界にアピールはできません。




FRIDAY, JUNE 10

12 rounds – junior flyweights (for Kyoguchi’s Ring/WBA titles)

Jorge Castaneda vs. Eduardo Perez
10 rounds – junior lightweights



京口紘人がアウエーで団体内統一戦のリングに上がります。

セカンド王者エステバン・ベルムデスは京口の敵ではないはず。

15ヶ月のブランクも関係ないはずです。





SATURDAY, JUNE 18

12 rounds – light heavyweights (for Beterbiev’s IBF/WBC titles)

ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンのシアターでは、ライトヘビー級最強候補アルツール・ベテルビエフが人気者ジョー・スミスを迎えます。

ドミトリー・ビボルがカネロ・アルバレスを押し切った大番狂わせの余韻が残る中での〝真打〟登場。

ベテルビエフは、17戦全勝17KOのパーフェクトレコードを18に伸ばせるか?

スミスはビボルに109-119×2/118-110の準完封負けを喫しているだけに、ベテルビエフは不細工な試合は許されません。

ベテルビエフ1/7=1.14倍、スミス8.5倍。

それにしても、このカードでもシアターですか…。


12 rounds – middleweights (for Charlo’s WBC title)

ヒューストン・トヨタセンターではWBCミドル級王者ジャモール・チャーロがマチェック・スレッキを迎えて暫定時代から5度目の防衛戦。

33歳のポーランド人はダニエル・ジェイコブス、デメトリアス・アンドラーデにきっちり負けている〝上級試験問題〟。

ジャモールはKO勝利が求められています。




SATURDAY, JUNE 25

12 rounds – junior featherweights (for Akmadaliev’s IBF/WBA titles)


フルトンの対立王者ムロジョン・アフマダリエフが迎えるのは32歳のロニー・リオスで、WBAゴールド、WBCコンチネンタルなど地域タイトルをコレクション。世界挑戦はレイ・バルガスに挑んで失敗しています。

岩佐亮佑をストップしたウズベキスタン人が、技術戦を得意とするサウスポーなのはよくわかってますが、ローマンに手こずった印象を引きずっています。

ここは27歳のMJは、32歳のリオスを明白に倒さなければなりません。

Jesse Rodriguez (No. 6) vs. Srisaket Sor Rungvisai (No. 1)
12 rounds – junior bantamweights (for Rodriguez’s WBC title)

これ、リング誌からのコピペですが、タイトルホルダーはシーサケット・ソールンビサイではなく、ロドリゲスの方です。

結果印象的な試合だったのに、ここを間違えるか?ケアレスミスてはないですね。

面白い試合になりそうです。個人的にはシーサケットに自力を見せつけて欲しいところですが…。

12 rounds – flyweights (for Martinez’s WBC title)

前戦の負傷ドローからのリマッチ。

マルチネスは王者ですが、ローマン・ゴンザレスに完敗した試合からの再起戦。

アローヨは井岡一翔に敗れてからフライ級に落として逆2階級制覇を狙います。

マルチネス有利と見られますが、ロマゴンショックが心身にどこまで影響を与えているか?