MGMグランドガーデンアリーナを凌ぐ、ラスベガス最大の舞台T-Mobileアリーナが明日のメガファイトの舞台。

前日計量は、その真ん前に特設された屋外会場。お祭りムードです。実際に、シンコ・デ・マヨ週間ですから、お祭りです。

地味な白いジャージを羽織ったドミトリー・ビボルに対して、カネロ・アルバレスはスポンサーのドルチェ&ガッバーナの趣味の悪いパジャマみたいなスエットスーツ。

ビボルは0.4ポンドアンダーの174.6ポンド。アルバレスは王者よりも0.2ポンド軽い174.4ポンド。

二人とも素晴らしい仕上がりです。

特に、カネロは2年以上も馴染んだ168ポンド級から、7ポンドの筋肉を綺麗にデコレーションして見せました。どうしても好きになれないボクサーですが、試合に対する真摯な姿勢、体重管理の隙の無さは、流石です。

当たり前ですが小さなカネロは分厚く、背の高いビボルは薄く見えます。試合展開はこれ以上ない、わかりやすいものにしかなりえません。

カネロがビボルのジャブとフットワークをかいくぐって、いかに距離を潰すか。

その一点だけ、です。

生粋のライトヘビー級王者の煙幕と装甲を崩すには相応のラウンドが必要ですが、それでも終盤には接近戦に巻き込まれたビボルがロープやコーナーに詰められ強烈なパンチをボディと顔面に散らされて、主審が試合をストップするーーーそんなシナリオ通りの展開が予想されています。
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「シンコ・デ・マヨの週末にカネロと戦える。ついにこの舞台に辿り着いた。私のことは応援していなくても、たくさん集まってくれたメキシコのファン、ありがとう。しかし、ここが最終目的ではない。私の今までのキャリアがそうであったように、この試合も勝つ。この試合だけ負けるなんて考えられない」。

一部報道では「判定になると勝てない」と覚悟を決めたビボルが、試合の早いタイミングでKO狙いの総攻撃を仕掛けると予想されていますが、それは絶対にしてはダメです。

ジャッジは信用できなくても、世界中のボクシングファンが見ています。自分のボクシングを貫くべきです。