全米ボクシング記者協会(BWAA)のPFPは偶数月に更新されます。ということで、12月が今年最後の更新。
2019年12月にPFPキングに選ばれたカネロは13ヶ月連続でトップの座をキープ。
1. Canelo Alvarez (159 points)
2019年12月にPFPキングに選ばれたカネロは13ヶ月連続でトップの座をキープ。
1. Canelo Alvarez (159 points)
Super Middleweight
57-1-2 (39 KOs)
2. Terence Crawford: (152)
Welterweight
38-0-0 (29 KOs)
3. Oleksandr Usyk (148)
Heavyweight
19-0-0 (13 KOs)
4. Errol Spence Jr. (136)
Welterweight
27-0-0 (21 KOs)
5. Naoya Inoue (135)
Bantamweight
22-0-0 (19 KOs)
6. Tyson Fury (100)
Heavyweight
31-0-1 (22 KOs)
7. Josh Taylor (99)
Junior Welterweight
18-0-0 (13 KOs)
8. Vasiliy Lomachenko (98)
Lightweight
16-2-0 (11 KOs)
9. Juan Francisco Estrada (85)
Junior Bantamweight
42-3-0 (28 KOS)
10. Tank Davis (80)
Lightweight
26-0-0 (24 KOs)
Also receiving votes: Gennadiy Golovkin (42), Oscar Valdez (33), Kazuto Ioka (30), Artur Beterbiev (27), George Kambosos (24), Teofimo Lopez (13), Jermell Charlo (11), Stephen Fulton (3).
続きまして、BWAAと並んで最も公正と考えられているThe Transnational Boxing Rankings BoarのPFP。
Jr. Bantamweight
★はリング誌王者。青字はLineal Champion=正統王者。
正統王座が就いているのはヘビー級:タイソン・フューリー、クルーザー級:マイリス・ブリエディス、ライトヘビー級:アーサー・ベテルビエフ、スーパーミドル級:カネロ・アルバレス、ジュニアウェルター級:ジョシュ・テイラー、ライト級:ジョージ・カンボソス、ジュニアフェザー級:ギレルモ・リゴンドー、ジュニアバンタム級:ファン・フランシスコ・エストラーダの8階級。
残りの9階級は空位です。
特に、井上尚弥のバンタム級は1987年3月にベルナルド・ピニャンゴで途絶えてから34年以上も空位のまま、史上最長の空白時代が続いています。
バンタム級の他8階級で最後の正統王者は以下のとおり。
ストロー級(1999年10月:リカルド・ロペス)、ジュニアフライ級(2011年4月:ジョバンニ・セグラ)、フライ級(2016年10月:ローマン・ゴンザレス)、フェザー級(2005年3月:マニー・パッキャオ)、ジュニアライト級(2008年7月:パッキャオ)、ウェルター級(2016年4月:パッキャオ)、ジュニアミドル級(2015年9月:フロイド・メイウェザー)、ミドル級(2021年1月:カネロ・アルバレス)。
矢継ぎ早に階級を駆け上ったパッキャオが3つの階級を置き去りにしてしまっているのが印象的です。テイラーが正統王者に就くまで空位だったジュニアウェルターもパッキャオが食べ残したクラスでした。
このLineal Champion、PFPよりは意味があるとはいえ「王者を倒したものだけが王者」「王者は引退しない限り王者のまま」というチャンピオン制度の原理主義をリング誌以上に貫徹しているだけに、現代では様々な矛盾を抱えています。
「完全統一王者のマイク・タイソンではなく、ラリー・ホームズから王位を奪ったマイケル・スピンクスが正統王者」。
「誰もが最強に推すゲンナディ・ゴロフキンではなく、セルヒオ・マルティネスからミゲール・コットと遷移した正統王座を射止めたカネロが正統王者」。
「3団体統一王者のアンソニー・ジョシュアではなく、アルファベットタイトルは一つも保持していないもののウラジミール・クリチコに勝ったまま引退状態のフューリーが正統王者」。
「 バンタムに転級しても王座を放棄する意思を表明していないリゴンドーがいまだに正統王者」。
PFPも幻想ですが、 Lineal Championも現代では同じ種類の目に見えないタイトルに落ちてしまっています。
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続きまして、BWAAと並んで最も公正と考えられているThe Transnational Boxing Rankings BoarのPFP。
①Saul Alvarez MEX 57-1-2 (39)★
Super Middleweight / Light Heavyweight
Super Middleweight / Light Heavyweight
②Oleksandr Usyk UKR 19-0-0 (13)
Heavyweight
Heavyweight
③Naoya Inoue JPN 22-0-0 (19)★
Bantamweight
Bantamweight
④Terence Crawford USA 37-0-0 (28)
Welterweight
Welterweight
⑤Errol Spence Jr. USA 27-0-0 (21)
Welterweight
Welterweight
⑥Josh Taylor SCT 18-0-0 (13)★
Jr. Welterweight
Jr. Welterweight
⑦Tyson Fury ENG 30-0-1 (21)★
Heavyweight
Heavyweight
⑧Juan Francisco Estrada MEX 42-3-0 (28)★
Jr. Bantamweight
Jr. Bantamweight
⑨Gennady Golovkin KAZ 41-1-1 (36)
Middleweight
⑩Kazuto Ioka JPN 27-2-0 (15) Middleweight
Jr. Bantamweight
★はリング誌王者。青字はLineal Champion=正統王者。
正統王座が就いているのはヘビー級:タイソン・フューリー、クルーザー級:マイリス・ブリエディス、ライトヘビー級:アーサー・ベテルビエフ、スーパーミドル級:カネロ・アルバレス、ジュニアウェルター級:ジョシュ・テイラー、ライト級:ジョージ・カンボソス、ジュニアフェザー級:ギレルモ・リゴンドー、ジュニアバンタム級:ファン・フランシスコ・エストラーダの8階級。
残りの9階級は空位です。
特に、井上尚弥のバンタム級は1987年3月にベルナルド・ピニャンゴで途絶えてから34年以上も空位のまま、史上最長の空白時代が続いています。
バンタム級の他8階級で最後の正統王者は以下のとおり。
ストロー級(1999年10月:リカルド・ロペス)、ジュニアフライ級(2011年4月:ジョバンニ・セグラ)、フライ級(2016年10月:ローマン・ゴンザレス)、フェザー級(2005年3月:マニー・パッキャオ)、ジュニアライト級(2008年7月:パッキャオ)、ウェルター級(2016年4月:パッキャオ)、ジュニアミドル級(2015年9月:フロイド・メイウェザー)、ミドル級(2021年1月:カネロ・アルバレス)。
矢継ぎ早に階級を駆け上ったパッキャオが3つの階級を置き去りにしてしまっているのが印象的です。テイラーが正統王者に就くまで空位だったジュニアウェルターもパッキャオが食べ残したクラスでした。
このLineal Champion、PFPよりは意味があるとはいえ「王者を倒したものだけが王者」「王者は引退しない限り王者のまま」というチャンピオン制度の原理主義をリング誌以上に貫徹しているだけに、現代では様々な矛盾を抱えています。
「完全統一王者のマイク・タイソンではなく、ラリー・ホームズから王位を奪ったマイケル・スピンクスが正統王者」。
「誰もが最強に推すゲンナディ・ゴロフキンではなく、セルヒオ・マルティネスからミゲール・コットと遷移した正統王座を射止めたカネロが正統王者」。
「3団体統一王者のアンソニー・ジョシュアではなく、アルファベットタイトルは一つも保持していないもののウラジミール・クリチコに勝ったまま引退状態のフューリーが正統王者」。
「 バンタムに転級しても王座を放棄する意思を表明していないリゴンドーがいまだに正統王者」。
PFPも幻想ですが、 Lineal Championも現代では同じ種類の目に見えないタイトルに落ちてしまっています。
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