来年6月に対戦が決定した「那須川天心vs武尊」。

舞台は「東京ドーム」「国立競技場」などが候補に挙がっていると伝えられ、ファイトマネーも破格の数字になると見られています。

魔裟斗らが「ラスベガス幻覚」を見たキックボクシングは日本発祥、日本が最も恵まれたリングを提供できる格闘技です。ボクシングの軽量級以上に「ラスベガス」なんてありえない競技です。

この試合は、キックボクシング史上最大の興行になるでしょう。ボクシングを含めた日本格闘技史上最大の興行は「ボブ・サップvs曙」ですが、それに次ぐような規模になっても不思議ではありません。

この試合のあとに天心はボクシングに転向するわけです。

その動機付けの根幹に「ボクシングの方が世界につながっていて、社会的にも認知されている」というメジャー志向があることは容易に想像できます。

認知されない苛立ちから、女子ボクサーが注目度の高いMMAに活路を見出すのにも似ています。

しかし、武尊とのメガファイトを上回る熱狂と興奮が、23歳のキックボクサーが選んだボクサーとしての未来に待っているのでしょうか?

もちろん、ウェルターやミドル級まで進出して世界的なスーパースターを東京ドームや国立競技場に引っ張り上げる、となれば話は別ですが、そんな大それたことは那須川陣営は露ほども考えていないでしょう。

もちろん、井上尚弥や亀田和毅との対決まで駒を進めることが出来たなら、それなりの規模のビッグファイトにはなるでしょうが…。

ボクシングファンとしては、並みの世界王者をはるかに上回る知名度と商業的価値を持つ天心の本気のボクシング転向は大歓迎、注目して応援したいと思います。