Voluntary Anti-Doping Association(VADA)の最高責任者マーガレット・グッドマンが組織の方針についてあらためて声明を出しました。
グッドマンは元々、ネバダ州アスレティック・コミッション(NSAC)のリングドクター。
世界一厳格とされるNSACですが、その検査期間・時期はどんなに幅を持ってもネバダ州での試合が決定してから、試合の前後に限定されること、そして興行を統括するNSACは基本的に試合を決行することが仕事の団体であること、さらには検査自体もIOCが導入しているレベルとは比較にならない杜撰なものです。
基本的に米国の各州・各国のコミッションが実施する検査は試合の前後に限られます。
ドーピングとは化学物質を体内に取り入れてパフォーマンスの向上を図ることです。多くの禁止薬物の効果は筋肉が増強されやすくなること、疲れにくくなること、集中力が高まること、など練習の質量を容易に上げることです。
練習のポイント期間を過ぎてドーピングをやめると、体内から化学物質はどんどん減少します。ましてや、その減少を劇的に加速させたり、その痕跡を消すマスキングを行うとドーピングを見つけることは不可能です。
「証拠隠滅の猶予を与えないためにも五輪が導入している365日24時間ランダム検査は不可欠」(グッドマン)ですが、州や各国のコミッションでは不可能です。
野放しにされてきたボクシングやMMAのドーピング検査を、州や各国コミッションを越えて検査を行うためにグッドマンらが2011年に創設したのがVADAです。
統括組織からは良い意味でも悪い意味でも完全に独立しているので、契約書に盛り込まれない限り、ファイターたちはVADAのプログラムに参加する義務はありません。
また、大きな資本を背景に作られた団体ではありませんから、予算も限られています。「フィリピンまでVADAが来て検査を受けたことは一度もない」(マニー・パッキャオ)。
日本で就寝中の夜中に叩き起こされ、採尿を迫られ激怒した伊達公子のような事例はありえません。
また、五輪などの本物のランダム試験は、その実施のためにも選手は自分のいる場所を事前に報告しておかなければなりません。もし、その場所にいなければ、一定期間の出場停止、つまりドーピングをしたのと同じ処分が下されます。
この報告義務と処分もVADAではいい加減です。
それでも、カネロ・アルバレスや最近のオスカル・バルデスのドーピングや、来日前のルイス・ネリを検査、禁止薬物を見つけたのもVADAでした。
どんな検査もやらないよりはマシ。VADAはNSACよりはマシなのです。
「どんな検査でもやらないよりはマシ」…あくまで検査機関が正常に取り組むことが前提なので、醜悪すぎるJBCなど例外もありますが。

※※※※※※※
2011年の創設以来、私たちの使命は独立性を保ち、検査と教育を通じてボクシングと総合格闘技における効果的なアンチ・ドーピング・プログラムを提供・推進することで一貫しています。
VADAの理事会と役員は、格闘技とアンチ・ドーピングの分野での経験年数を合算すると合計100年以上にのぼります。
VADAの設立以来、変わらない事実があります。
グッドマンは元々、ネバダ州アスレティック・コミッション(NSAC)のリングドクター。
世界一厳格とされるNSACですが、その検査期間・時期はどんなに幅を持ってもネバダ州での試合が決定してから、試合の前後に限定されること、そして興行を統括するNSACは基本的に試合を決行することが仕事の団体であること、さらには検査自体もIOCが導入しているレベルとは比較にならない杜撰なものです。
基本的に米国の各州・各国のコミッションが実施する検査は試合の前後に限られます。
ドーピングとは化学物質を体内に取り入れてパフォーマンスの向上を図ることです。多くの禁止薬物の効果は筋肉が増強されやすくなること、疲れにくくなること、集中力が高まること、など練習の質量を容易に上げることです。
練習のポイント期間を過ぎてドーピングをやめると、体内から化学物質はどんどん減少します。ましてや、その減少を劇的に加速させたり、その痕跡を消すマスキングを行うとドーピングを見つけることは不可能です。
「証拠隠滅の猶予を与えないためにも五輪が導入している365日24時間ランダム検査は不可欠」(グッドマン)ですが、州や各国のコミッションでは不可能です。
野放しにされてきたボクシングやMMAのドーピング検査を、州や各国コミッションを越えて検査を行うためにグッドマンらが2011年に創設したのがVADAです。
統括組織からは良い意味でも悪い意味でも完全に独立しているので、契約書に盛り込まれない限り、ファイターたちはVADAのプログラムに参加する義務はありません。
また、大きな資本を背景に作られた団体ではありませんから、予算も限られています。「フィリピンまでVADAが来て検査を受けたことは一度もない」(マニー・パッキャオ)。
日本で就寝中の夜中に叩き起こされ、採尿を迫られ激怒した伊達公子のような事例はありえません。
また、五輪などの本物のランダム試験は、その実施のためにも選手は自分のいる場所を事前に報告しておかなければなりません。もし、その場所にいなければ、一定期間の出場停止、つまりドーピングをしたのと同じ処分が下されます。
この報告義務と処分もVADAではいい加減です。
それでも、カネロ・アルバレスや最近のオスカル・バルデスのドーピングや、来日前のルイス・ネリを検査、禁止薬物を見つけたのもVADAでした。
どんな検査もやらないよりはマシ。VADAはNSACよりはマシなのです。
「どんな検査でもやらないよりはマシ」…あくまで検査機関が正常に取り組むことが前提なので、醜悪すぎるJBCなど例外もありますが。

※※※※※※※
2011年の創設以来、私たちの使命は独立性を保ち、検査と教育を通じてボクシングと総合格闘技における効果的なアンチ・ドーピング・プログラムを提供・推進することで一貫しています。
VADAの理事会と役員は、格闘技とアンチ・ドーピングの分野での経験年数を合算すると合計100年以上にのぼります。
VADAの設立以来、変わらない事実があります。
ボクシングやMMAでは、パフォーマンス向上のための化学物質(PED)が大きな問題であり続けています。
米国では、PED検査を受けていない格闘技の試合が毎年1,000試合以上も行われています。
また、レギュレーションが確立しているボクシングでも。試合前の数週間から数か月間にPED検査を受ける選手はほとんどいません。
州のアスレチックコミッションがPED検査を行う場合、VADAが検査対象としているHGH(ヒト成長ホルモン)、EPO(血液ドーピング)、IRMS(外因性テストステロンの検査)の検査が行われないのも珍しいことではありません。
米国のコミッションの中で、(VADAが使用している)WADA認定の検査基準を使用しているのはほんの一握りしかありません。
VADAは、ボクシングやMMAの多くの団体から独立しています。
VADAはWADAに加盟していないため、財政的な制約がある中で、格闘技に特化した最適で最厳格のアンチドーピングプログラムの維持に全力を尽くしています。
VADAの禁止物質リストは1つだけで、これらの物質はVADAプログラムの間、常に禁止されています。
結果を判定することは、VADAの役割ではありません。
また、VADAは、陽性の結果通知を受けた団体に、その結果に基づく行動を強制することはできません。ドーピングをした選手にライセンス剥奪などペナルティを課すことが出来るのは統括団体だけです。
VADAに登録するファイターは、自発的(voluntary)に登録します。統括組織てはないので、強制することは出来ません。
各地のアスレチックコミッションやAssociation of Boxing Commissions(ボクシングコミッション協会)は、独自の禁止リストに従うことができます。
しかし、もし彼らが薬物検査をほとんど行わないのであれば、何の意味もありません。ただの言葉に過ぎないのです。
PEDの使用に対する厳しい姿勢は、私たちの最大の関心事である選手の安全のために不可欠です。
VADAは「競技外」の禁止リストを別に設けるのではなく、常に禁止されている物質のリストを1つだけ維持するという決定を支持します。
ボクシングとMMAは他のスポーツとは違い、本質的に危険なものです。その危険性やリスクは、試合当日だけのものではありません。
VADAは、ファイターの最善の利益になると思われるポリシーを選択しており、複数のリストはファイターをよりリスクにさらすことになると考えています。
覚せい剤が中枢神経系に作用し、心身離脱症状を引き起こすことなど、試合中やトレーニング中に覚せい剤を使用することに伴うリスクについては、ここでは詳しく説明しません。
このような危険性だけでなく、覚醒剤は代謝率の向上、パワー、筋力の向上など、パフォーマンスを向上させる効果もあります。
疲労感を軽減し、食欲を抑制し、減量を助成します。
刺激物は、競技において不当な優位性をもたらす可能性があるのです。
VADAは、今後も格闘技スポーツを支援し、選手を守るために全力を尽くします。
マーガレット・グッドマン
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