有楽町東京スポーツスクエアから。

暑い!!!FullSizeRender
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田中亮明がフライ級のメダルを確定しました。

このクラスでは、ローマ1960の田辺清の銅メダルから61年ぶりの偉業です。

まだ生まれてもいない私は当時を肌感覚で知るわけもありませんが、田辺清については何度も読んだり聞かされてきました。

裸足のアベベやカシアス・クレイらが躍動したローマで、田辺は日本ボクシング史に大きな爪痕を残しました。

当時は、本物のボクシング黄金時代。

田辺にどれほど大きな期待がかけられたか、往年の新聞・雑誌からも簡単に伝わってきます。

そして、80年代にボクシングの魅力に取り憑かれた私が、田辺清について見聞きするとき、必ず「悲劇」という二文字がセットにされていました。

ローマでは不可解な判定で決勝進出を阻まれますが、三島由紀夫が「この不運はプロで必ず幸運の巡り合わせになる」と激励します。
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しかし…。

プロでは世界王者オラシオ・アカバリョをノンタイトルながらTKO、世界戦でのリマッチも決定していましたが、網膜剥離のため、引退。

アマチュアで115勝(30KO)5敗、プロ21勝5KO無敗1分。

間違いなく、日本史上最高のボクサーの一人でした。


そんな、田辺は80歳。

田中亮明に「金メダルを獲って」とエールを送り、好戦的な亮明のスタイルに「下がらなきゃいけない時は、次の攻撃につながるよう下がるのは半歩」とアドバイスも送っています。

お元気そうで、こっちも元気になります。