ホテルに宿泊すると、朝刊が届けられます。

全国紙とは限りません。だいたい、一紙だけです。せいぜい一般紙+スポーツ紙とか。

北海道なら「北海道新聞」、沖縄なら「沖縄タイムス」など地方紙が届くほうが嬉しいものです。

今、泊まってるホテルでは、たぶん私の会社から「この人、難しいオッさんだけど活字読ませてたら静かにしてるから」とでも助言したのでしょうか。

ドア前に可愛いワゴンに全国紙とスポーツ紙が乗せられています。

大谷フィーバーに沸く「岩手日報」など地方紙も面白いのですが、今夜は読売新聞から。
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「インカレ」と聞いてピンと来れば、大学スポーツに関心のある向きだろう。

という書き出しで始まる夕刊コラム。

私なんかは「インカレ」と聞いてピンと来ない人など超少数派な世界で生きてきたので、軽く驚きました。

日曜日に終わった陸上競技の関東インカレは、私の仲間内では最も関心の高い年間行事の一つですが、世間の人は「何それ?」なんでしょう。

でも、そうだよなあ、普通。

このブログでも「パッキャオは生きる伝説」なんて平気で書いてますが、パッキャオを純粋想起で知っていたら、ある程度海外ボクシングを楽しんでいる人でしょう。

ましてや「ジュニアバンタム級のビッグネーム、ファン・フランシスコ・エストラーダ」なんて、認知率は1パーセントないでしょう。

関東インカレ。今年で第100回。リング誌よりも先輩です。

つまり「ボクシング暦」では、紀元前から綿々と続く大会なのです。

インカレはインターカレッジの略で、米国でも大学対抗のスポーツ大会で使われるのは知ってましたが、インターハイ(高校総体)が「インターカレッジに模して作られた和製英語」というのも、この記事で初めて知りました。

私たちの時代は国立競技場で行われていた関東インカレ。

しかし、忌々しい球蹴りがもてはやされる時代になると「芝生を痛める」投てき競技がまず別競技場に追いやられ、さらにフィールド競技もトラック競技も国立競技場を追われてしまいました。

私が出場してたのは関東インカレ2部の5000mや10000m、20㎞ロードレース。

ロードレースは国立競技場発着、神宮外苑周回コースでした。

現在、20㎞ロードレース(1部校は30㎞)は1部・2部ともハーフマラソンになりました。

そして、私たちの頃のロードレースは参加標準記録が甘く「トラックの落ちこぼれ」がインカレの舞台を踏めるという種目で、少し複雑な感覚でとらえられていましたが、箱根駅伝のステイタスが沸騰した今は堂々の〝メジャー種目〟になりました。 

私は三流大学というメリットからトラックとロードに出場できましたが、本当に強い選手はそんなことはしません。トラックに集中します。

私も周囲から「トラックとロード両方出るのは良いことじゃない。どっちかに絞れ」とよく助言されました。特に、ロードはトラックよりレベルがガクッと下がるので「入賞もある」と薦められましたが、やっぱりトラックも捨てがたいのです。

ロードシューズも好きでしたが、スパイクは愛してました。ピンまで愛おしかった。ピンやピン回しなどはミルキーの缶に入れてました。高校時代の先輩から譲ってもらったものでした。

そして、ロードレースが好きだったのは、他大学の友人知人が声援を送ってくれるからです。

競技場の中では自分の大学以外の選手に大声で声援は送りにくい、という事情・雰囲気があったのかもしれませんが、なんだかすごく力になるのです。

なんて言ったら、自分の大学の応援に失礼ですが。 




ペロッと書こうと思ってましたが、陸上競技の話は尽きません。