権威のないもの。勝手な妄想。ふざけたお遊び。
そんなものが、ずっと大好きでした。
だから、Pound for Pound なんて大好物です。
ところが、このP4Pがいつの間にか日本の一部メディアの間では「権威がある」ものになっています。
「リング誌のPFP1位になったら国民栄誉賞」とか思っちゃう、幻覚ちゃんたちです。
そんな幻覚ちゃんはリング誌を見たことも触ったこともなく、これまで日本人がランクされたかどうかもPFPを知ってから後追いで知る、あるいは未だに知らない、延髄で思考する恐るべき人々です。
そんな幻覚ちゃんは、FIGHTER OF THE YEARもよく知りません。下手したらFIGHT OF THE YEARの方が上と思ってるかもしれません。
当然、シュガー・レイ・ロビンソン トロフィーですら知りません。
プロボクサーにとって最高の勲章はPFP1位で、次が2位、その次は3位。そんなふうに真剣に信じているのが幻覚ちゃんです。
しかし、2年前のPFP1位もあやふや…。権威はどこへ行ったのやら。
このブログでも、リング誌の年間PFP(数年前に経営難の誌面リストラから廃止)ともいえるBEST FIGHTER POLL をたびたび紹介していますが「これ意味無いよね?リング誌の経営難が直接の原因かもしれないけど、意味がないからやめたんでは?」というツッコミも入ると思いました。しかし、結構すんなり受け入れていただきました…。
「だからバンタム級はすごいのだ!」という現在進行中のシリーズも「欧米では馬鹿にされるどころか無視されている超軽量級を舐めんなよ!」という意図でしたが、もしかしたら「バンタムは空気階級」という事実を知らない人もいるかもしれません。
もはや、面白いステージに突入してるので、Mythical (妄想)Rankingと呼ばれるPFPと並ぶもう一つの妄想についても、是非とも権威あるものと思い込んで一直線に突き進んで欲しいと思います!
PFP=Mythical Rankingと並ぶ、もう一つの意味の無いMythical (妄想)のお遊び、それがMythical Matchupです。
このブログでは何度も紹介してますが、時代を超えたボクサーが戦ったとして、その勝敗を予想する、考え方はPFPと同じ、妄想遊戯です。
今回はリング誌のDOUG FISCHERが毎週金曜日にアップする DOUGIE’S FRIDAY MAILBAG から2試合をピックアップ。
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★Tyson-Liston★

これは似た者同士の激突。瞬間最大風速、過大評価の爆発力の対決です。
マイク・タイソンはモハメド・アリが退場したリングで、有象無象のヘビー級をことごとく撃破。「強い相手と戦っていない」という批判にも「強い相手がいないから。いたら弱い相手と同じように序盤で粉砕する」という信者がはびこった80年代の伝説。
リング誌のBEST FIGHTER POLL(年間PFP)でも1位に輝きましたが、今ではリング誌の黒歴史。存命PFPなどですら、タイソンを10以内に挙げる識者はいません。
それを言い出すと。エイドリアン・ブローナーがリング誌やESPNのPFPの末席を汚したこともありましたっけ。
一方のソニー・リストンは、まさにタイソンの雛形。弱い相手に滅法強く、強い相手には情けなく敗れる。
このMythical Matchupの焦点は、どちらがビビるか?です。まあ、気持ちの弱さでは二人とも最強クラスですが、タイソンでしょうね。恐怖に噛みつくかもしれません。
もちろん、1ラウンドが強いタイソンの攻撃にリストンが怯むとゲームオーバー。
似た者同士の対決、素晴らしいMythical Matchupです。これまでも数多くのMythical Matchupを戦い、タイソン無敗時代はリストン劣勢でしたが、時代が進むとリストン勝利が逆転しています。
さて、ダグの見解は…。
「リストンの全盛期は、1958年後半〜1960年代初頭。つまり、ヘビー級タイトルを獲得する(1962年9月:vsフロイド・パターソン)前だったと考えている」。
「その当時のリストンなら、アイアン・マイクの序盤の猛攻に耐えながら、クロスレンジから徐々に反撃、中盤には長いジャブも使って、Bプランを持たないタイソンを追い詰め、後半には80年代の人気者を完全に崩壊させただろう」。
「結果は僅差のユナニマス・デジションか後半ストップでリストン」。
「YouTubeでタイソンとリストンのドリームマッチのビデオゲーム・シミュレーションが公開されたが、そこではタイソンが判定勝ち。まあ、絶対戦うことが無いのだから、楽しいお遊びだね」。
私の予想はタイソンの序盤KOです。しかし、試合がもつれると心身ともに弱くなるタイソンです。リストンが中盤まで大きなダメージを負わずにクルーズできたなら、やはり痛烈にタイソンをノックアウトするでしょう。
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伝説の第1戦。舞台はカナダ、モントリオールのオリンピックスタジアム。公用語が英仏のカナダですが、このチケットはフラ語ですね。
★Duran-Valero★
これは…もうどう考えてもミスマッチ。
口を半開きにして、顎まで突き出して、引きの遅いパンチを繰り出すベネズエラの狂人は、デュランの技術の前にひとたまりもなかったでしょう。
タイソン同様に弱い相手には滅法強いバレロは、タイソンと違い、ついに一度も強い相手と戦うことがありませんでした。
ダグも「テクニックで上回るデュランが一方的に攻め立てて、中盤から終盤にかけてストップ。この試合が現実になるなら、気の弱い方は見てはいけません」。
そうですね、私も単なる虐殺にしかならないと思います。
しかし、あの口を開けて突き出した顎にデュランの強打がヒットしたら、そこで失神、ゲームオーバーの目もあります。
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Mythical Rankingに飽きたら、次はMythical Matchupです。
「リング誌のミシカル・マッチアップで井上尚弥がエデル・ジョフレを2ラウンドでKOした。これはとんでもないこと、国民栄誉賞」です。
それゆけ、幻覚ちゃん!


コメント
コメント一覧 (2)
井上が2位だろうが1位だろうが10位だろうが大して変わらないというか……
10位と40位ぐらい離れてたら分かりますが、2位か3位上の相手と試合するからといってアンダードッグや番狂わせとはなりませんし……
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました