あと3日に迫った今年一番のメガファイト。

カネロ・アルバレスvsビリー・ジョー・サンダース。

まだ「アンソニー ・ジョシュアvsタイソン・フューリー」という、温室育ちの赤毛も吹っ飛ぶカードが交渉中ですが、今年中に実現するでしょうか?
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カネロといえばAサイド、キャリア16年、58戦の中でBサイドに回ったのはフロイド・メイウェザー戦のみという純度100%の不純物なし、生粋の温室育ちです。

より人気のあるスター選手側の理不尽な要求が通るのは、このスポーツならではの恒例行事です。

多くの場合、Aサイドに都合の良いキャッチウェイトやリバウンド制限など体重管理に関することが多いのですが、今回はリングの広さで一悶着ありました。

カネロ陣営が18フィート=5.47m=四方、サンダース陣営が20フィート=6.1m=四方を希望、サンダースが「18フィートなんて電話ボックス、そんな試合やってられるか」と試合キャンセルまでほのめかしましたのです。

これまでに「20フィート」で何度か戦っているカネロは「ばからしい。優れたファイターはどんなリングにでもアジャストできる」と譲歩する姿勢を見せましたが、エディー・ハーンによると「サンダースは24フィート=7.32m=四方を要求している」と、リングの大きさで白熱の綱引き。

結局、22フィート=6.71m=四方に落ち着きます。

ちなみに、今回の興行を統括するテキサス州格闘技スポーツ・プログラム(Texas Combative Sports Program)の規定は「16フィート=4.88m=から24フィート」。

テキサス州の下限は、後楽園ホール(18フィート)よりも小さいことになります。

18フィートを「電話ボックス」と例えたサンダース。カネロが16フィートを突きつけていたら、何に例えてくれていたでしょうか?
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Aサイドの要求が多岐に渡った例としては、1987年の「マーベラス・マービン・ハグラーvsシュガー・レイ・レナード」の史上最大のメガファイト(当時)がすぐに思い浮かびます。

12ラウンド制、リングの広さ、カンバスの硬さ、ロープの緩み…。

しかし、あのTHE SUPER FIGHTで使用されたグローブはなんとレイジェスでした。
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リング誌2014年8月号「Lessons of GLOVE−GATE」より「世界5大メーカーの特徴」。
 
グローブにまつわるAサイドの要求とトラブルでは、フロイド・メイウェザーとマルコス・マイダナの〝グローブ・ゲート〟事件も有名です。


キャッチウェイトなど体重で縛りをかけた試合はワンサイドになりやすいが、ギアで一悶着あった試合はクロスゲームになる…なんてことが言われていますが、はてさて今回のケースはどうなるでしょうか?