コネティカット州アンキャスビル  モヒカン・サン・カジノ
WBO世界バンタム級王者ジョリール・カシメロvsデューク・ミカー 

井上尚弥戦が消滅、紆余曲折を経てカシメロが辿り着いた、キャリア初の全米生中継の舞台。

試合開始前のオッズは王者1/7(1.14倍)、挑戦者27/4(7.75倍)。31歳のフィリピン人が29歳のガーナ人を圧倒しています。

ジミー・レノンJr.のアナウンスで両者入場。

第1ラウンド、カシメロ突っ掛かりそうです。プレッシャー、かかってます。ミカーも負けてません。採点は難しい。あえて差をつけるなら10−9でカシメロ。

第2ラウンド、カシメロのボディ攻撃が厳しい。ミカーがカシメロの左フックで痛烈なダウンを奪われます。カシメロが追い回す。10−7でもいい内容。

第3ラウンド、ミカーが豪快な左アッパーでぐらついたところでレフェリーストップ。早い判断です。カシメロは片手腕立て伏せで、アピール。

オッズ通りの内容、カシメロらしい試合でした。 

ミカーも悪い選手ではないですが、経験不足、あまりにも貧相な相手としか戦ってこなかったところでカシメロはキツイ、きつすぎます。 

井上尚弥戦、見たかった。 
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「目立ちたい!」。そんな思いを爆発させたカシメロでした。

カシメロのコメントが入りました。

“I’m the real monster. Naoya Inoue is scared of me. You’re next. I would have knocked out anyone today. If Inoue doesn’t fight me, then I’ll fight Guillermo Rigondeaux, Luis Nery, or any of the top fighters.”

井上尚弥は私を恐れている。私こそ本物のモンスター。次はお前だ。今日の私にKOできない相手はいない。もし井上戦が実現しないならリゴンドーかネリ、いずれにしてもトップ選手と戦いたい。

いやはや、確かに今日のカシメロは強かった。


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WBA世界ジュニアフェザー級タイトルマッチ。こちらも王者有利の一方的な予想。

王者ブランドン・フィゲロア1/33(1.03倍)、挑戦者ダミアン・バスケス20/1 (21倍)。

この試合も力量差あります。もっと緊張感のあるマッチアップが見たいのですが、「良いカード=報酬も高い」から、メインのカードでファンが購入してくれるPPVの場合は、アンダーカードを充実させる意味は大きくありませんし。

このイベント、ドクターチェックが頻繁です。ラウンドに入る前にチェックするようです。

10ラウンドストップ。バスケスが頑張りすぎ…。


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WBCミドル級タイトルマッチ。第1セッションのメインイベント。 

ジャモールが8/15(1.53倍)、デレビャンチェンコ9/4(3.25倍) とこちらのオッズは接戦。

「激闘続きのデレビャンチェンコにダメージが蓄積されていないか?」を懸念する声もありますが、普通に考えたら面白い試合になるはずです。 

計量ではジャモールの大きさが気になりましたが…。 やっぱりでかいです。

第1ラウンド、静かな立ち上がり。ジャモールの10−9。 ウクライナの34歳がどうやって距離を潰していくのか?

第2ラウンド、デレビャンチェンコが手数を増やしますが、ジャモールの左ジャブが邪魔です。 10−9。

第3ラウンド。距離は詰まりましたが、これはデレビャンチェンコにとっても危険。終了間際にぐらついたところでゴング。10−9。 

第4ラウンドはデレビャンチェンコが仕掛けますが、ジャモールの攻撃が鋭い。10−9。

第5ラウンド。一気に距離が詰まりますが、挑戦者はペースを握れません。でも、これしかない。10−9。 

第6ラウンドはウクライナ人の3分間。初めて取りました。泥臭く詰めて不細工な攻撃に見えますが、上手い戦い方。レスリングも上手い。ジャモールは嫌でしょう。 

第7ラウンドは「ペースは渡さない」 とばかりにジャモールが積極的にスタート。それでもお構いなしに距離を潰すデレビャンチェンコ。10−9でジャモール。

第8ラウンドも同じ展開。デレビャンチェンコは弱みを見せない…しかしラウンド間際にビッグライトをもらって効かされます。次のラウンドは厳しいか。

第9ラウンド、デレビャンチェンコが簡単に被弾するシーンが目立つようになります。両目尻からの出血も止まりません。10−9でジャモール。

第10ラウンド。しかし、タフです、デレビャンチェンコ。10−9でポイントはジャモール。

この展開ではチャンピオンシップラウンドではないです。 ジャモールにとって簡単な展開じゃありませんが、ポイント計算の必要はありません。10−9でジャモール。

ラストラウンド。 王者が失速。デレビャンチェンコの攻勢に後退。10−9でデレビャンチェンコ。

相手がタフで上手かったとはいえ、鮮やかなPPVデビューとはなりませんでした。

116-112/117-111/118-110 で三者一致で王者が4度目の防衛に成功。



第1セッションのMVPはカシメロです。 そんなのないけど。