複数階級制覇が日常的になり、マニアの間でPFP1位への注目度が高まっている現代。

複数階級制覇とPFPは階級を〝超える〟という点で共通点を持ちます。

そして、今日現在のリング誌ランキング10傑を見ても、複数階級で王者になっていないのはオレクサンダー,ウシクと、ゲンナディ・ゴロフキン、エロール・スペンス、アルトゥール・ベテルビエフの4人。

その中で、複数階級制覇への意欲を見せていないのはゴロフキンだけです。

残る6人の階級制覇数を合計すると23、マニー・パッキャオの「8」が大きなインパクトを与えているとはいえ、平均は3.8になります。
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本番とは関係ありません。

元々の発想からしてPFPはヘビー級に敷居が高く、複数階級制覇を重んじる傾向が強いのは当然です。

そして、それが妄想とはいえ強さの序列である以上、敗北や苦戦がランクダウンにつながるべきですが、ここに大きな矛盾が横たわっています。

例えば、フェザー級上がりのマイキー・ガルシアはウェルター級最強と目されるスペンスに敗れて、PFPからランクアウトされました。

勝てば、少なくともランキングが下がることなないのは理解出来ます。

しかし、PFPという概念上でもマイキーは敗れたのでしょうか?

あるいは、あのときの相手がスペンスではなく、タイソン・フューリーで同じ内容で判定負けしていたとしてもランクアウトしたのでしょうか?

明白なルールや哲学があるわけもないPFPですが、もっと厳密に「階級を超えて誰が強いのか」のPFPを追究してゆきます…。