1989年創刊のボクシングマンスリー誌が廃刊に追い込まれてしまいました。
英国のリングを中心に、総合格闘技に浮気することなく、ボクシング一筋の31年の歴史を閉じることになります。
井上尚弥を2019年の付録カレンダーに採用してくれたり、パックメイの情報もヨーロッパ目線が新鮮でした。

英国のリングを中心に、総合格闘技に浮気することなく、ボクシング一筋の31年の歴史を閉じることになります。
井上尚弥を2019年の付録カレンダーに採用してくれたり、パックメイの情報もヨーロッパ目線が新鮮でした。

英国を中心としたヨーロッパ=つまりは重量級と、米国のスーパースター=つまりはウェルター&ミドル級に偏重した雑誌でしたが、その偏った〝濃さ〟も魅力的でした。
思いたったときには購入していましたが、昨年6月から「ボクシングウィークリー」誌とでもいうべき、ボクシングニューズ(BN)誌を定期購入してからはパッタリ取り寄せなくなりました。
それにしても。
専門誌が消えるのは、そのスポーツの衰退を象徴しているようで残念でなりません。
経営状況が厳しいのは、ページ数激減と一時は月間体制が破綻したリング誌はもちろん、週刊を維持しているBN誌でも変わらないでしょう。
日本でもベースボールマガジン社がバックに控えるボクシングマガジンはなんとか踏ん張ってくれていますが、ボクシング・ビートは前身のワールド・ボクシングが2006年に休刊、命脈をつないだボクシング・ワールドも2009年に休刊、今もとても売れ行き好調ではないでしょう。
やはり、専門誌がいくつかあるとファンは嬉しいものです。ファンの間でもボクマガとボクビーで派閥が分かれるのも興味深く面白いものです。
米国も80年代はリング誌に加えて、KOマガジン、ワールドボクシング、ボクシングイラストレイテッドがニューズスタンドを彩ってくれていました。
米国に行くことは滅多にありませんが、そんなレアな機会にリング誌やボクシング専門誌が売っているのを見つけたときは、大袈裟じゃなく友達を見つけたみたいな嬉しさがありました。
これはタイム誌なんかは論外、スポーツイラストレイテッド誌を見つけてもわいてこない感情です。
二誌が並ぶ日本は幸せなのかもしれません…。

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