試合まで2ヶ月を切ってようやくビリー・ジョー・サンダースに決まった、カネロ・アルバレスのメガファイト。

日本のボクシグファンは「カネロが年末に村田諒太と東京で戦うことに合意」と言うニュースに沸いていますが、海外では「カネロvsサンダース」への辛辣な非難が溢れています。

二人にドーピングの経歴があることで Battle of the druggies! (ドーピング対決だ!)などの非難が集中しているのです。

カネロは2018年2月と3月に採取した検査サンプルからクレンブテロールが反応、ネバダ州アスレティック・コミッションからライセンス停止6ヶ月のペナルティを受けました。

サンダースも2018年8月30日に採取したサンプルがオキシロフリンの陽性反応を示し、10月20日に予定されていたデメトリアス・アンドラーデ戦がキャンセル。
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カネロは「クレンブテロールはメキシコ牛の飼料に普通に含まれるもの」、サンダースも「鼻づまり薬のスプレーに含まれていた」と二人共に故意の摂取ではないと主張しましたが…ボクシングファンは2人のドーピング事件を忘れているはずもなくClenbuterol vs Oxilofrine と揶揄しているわけです。

カネロは現在のボクシング界で飛び抜けた存在のスーパースター。

一方、サンダースは無敗ながらも、昨年11月に行われたYouTuber対決で前座をつとめるなど、特に米国では地味な存在に甘んじていました。

村田諒太の最初のターゲットがサンダースでしたが 、当時も報酬面で難航。

前年にESPNの年間最高KO賞を獲得しているアッサン・エンダムに落ち着いた経緯がありました。

リング誌など海外メディアは「日本が大切にプロテクトしている村田がソフトタッチのサンダースから危険なエンダムへ」と黄色信号の報道をしましたが、カネロ相手でも交渉をもつれさせた〝強者〟ですから当時も実現の目はなかったのかもしれません。
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今日のオッズはカネロ1/5(1.2倍)、サンダース5/1(6倍)と結構な差がついています。

今回の試合はカネロがサンダースとカラム・スミスの〝二股〟交渉を進めていましたが、当初は両者とも2000万ドルの報酬を求めて難航。

「1000万ドルは絶対に譲れない」と最後通告したスミスに対して、サンダースは800万ドルでカネロとの対戦権を〝落札〟しました。 

「勝って再戦」 なら2000万ドルも約束されているというサンダースですが…番狂わせを起こせるか?