英国ボクシングニューズ誌から 10 of the greatest southpaws in boxing (ボクシング史上最高のサウスポー10人)。

ワシル・ロマチェンコの英国上陸、やはりサウスポーのルーク・キャンベルと世界タイトルマッチを争うことを記念して。



◉第10位:カオサイ・ギャラクシー

1984年から1991年にかけてジュニアバンタム級で長期安定政権を築いたカオサイは49の勝利のうち43をKOで飾る強打者だった。※BoxRecでは47勝。BN誌の間違いですね。

唯一の敗北はプロ7戦目に無名の選手に喫した10回戦判定負け。

 
◉第9位:ヘクター・カマチョ

圧倒的なスピードを誇るプエルトリカンが強豪ラファエル・リモンを下してWBCジュニアライト級王者になったのが1983年。3年後にはやはり難敵ホセ・ルイス・ラミレスを競り落として2階級制覇に成功。

WBOジュニアウェルター級王座にも就き、時代を代表するスター選手の一人だった。


◉第8位:ヤング・コーベット三世

イタリア・ポテンザ生まれのラファエル・カッパビアンカ・ジョルダーノは、ウェルター級からミドル級で戦ったプロボクサーとして155試合を戦い、1933年にはNBA世界ウェルター級チャンピオンに。

ジェームス・J・コーベットに風貌がにていたことからヤング・コーベット三世をリングネームに。

ビリー・コン、ガス・レスネビッチ、ミッキー・ウォーカーらにも勝利を収めている実力派。


◉第7位:ガブリエル・エロルデ

フィリピンが放った最初の閃光、フラッシュ・エロルデだ。

1960年にハロルド・ゴメスを1ラウンドKOで屠って世界フェザー級、2年後にはジョーイ・ロペスに判定勝ち、世界ジュニアライト級チャンピオンに。※ハロルド・ゴメス戦で認定されたのはジュニアライト級。ジョーイ・ロペス戦は15回戦だったようですが、タイトルがかかっていたのかどうかは不明。

1951年から71年、21年118戦に及ぶキャリアで、サンディ・サドラー(1955年:10ラウンド判定勝ち/1956年:13ラウンドKO負け)やイスマエル・ラグナ(1966年:10ラウンド判定勝ち)とも戦っている紛うことなき歴戦の勇士。


◉第6位:ビセンテ・サルディバル

60年代最高のサウスポー。

とにかく強豪相手に滅法強かった。イスマエル・ラグナ、シュガー・ラモス、ホセ・レグラ、ハワード・ウィンストンらを倒して1964年から1970年にかけて9ストーン(1ストーン=14ポンド、すなわち126ポンド=フェザー級)王者として君臨した熱狂的なファンが印象的なメキシコのスーパースター。


◉第5位:ジョー・カルザゲ

46勝無敗で引退した永遠のチャンピオン。

WBOスーパーミドル級を21度防衛。ジェフ・レイシー、ミッケル・ケスラーらとの統一戦も制した。

ライトヘビー級でも敵地でバーナード・ホプキンスをコントロールして見せた英国の誇り。


◉第4位:タイガー・フラワーズ

プロキャリアは1918年から1927年。10年に満たないあいだに141戦118勝54KO15敗8分と驚異的なペースでリングに上がり続けた世界ミドル級チャンピオン。

ミッキー・ウォーカーとハリー・グレブの全盛期に、ウォーカーには不当判定で敗れたもののウォーカーには2連勝。

タフな戦い方を熟知した鉄人サウスポー。


◉第3位:マニー・パッキャオ

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現代の生きる伝説。

信じられない話だが106ポンドでデビュー(実際は下着に鉄球を隠し持っていたからもっと軽かった)して、史上唯一無二の8階級制覇を達成。

ファン・マヌエル・マルケス、マルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレスの全盛期に3人から勝利を収めた業績は測定不能。


◉第2位:パーネル・ウィテカー

7月に天国に招かれた最後のライト級完全統一王者。

ライト、ジュニアウェルター、ウェルターと最も層の厚い3階級を制覇した史上最高のディフェンスマスター。


◉第1位:マービン・ハグラー

「無冠の帝王」と呼ばれた最後のボクサー。王者に逃げられ、判定に泣かされながらも1980年に世界ミドル級チャンピオンになると12度の防衛に成功。

ロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、シュガー・レイ・レナードと繰り広げたメガファイトで常に王者の看板を張って戦った。

レナード戦は盗まれたのか、それとも正当な判定だったのか?