何度か書いちゃってますが、学生時代はラグビーは嫌いなスポーツNo. 1でした。

高校時代まではそもそもラグビーなんでやる機会がありませんでした。

陸上競技に勤しんだ大学ではラグビーの想像以上の圧倒的な人気に、惨敗感と劣等感をまぶした嫉妬を渦巻かせていました。

少し齧っていた大学ボクシングに至っては、もはやラグビーは比較するべくもない眩しすぎる存在でした。

1980年代終盤は、まだ箱根駅伝が日テレで完全中継されて間も無く、大学スポーツといえばラグビー(それも関東対抗戦グループ)に大きく人気が集中していた時代てす。

スポーツ新聞やニュースのトップで語られる大学スポーツなど、ラグビーを置いて他にありませんでした。

当時の日本ラグビーは今以上に世界的には弱小国で、そんな〝井の中〟で、大学ラグビーは社会人に全く歯が立たず人気だけがいびつに先行していました。

あの頃の大学ラグビー人気は、今の箱根駅伝(関東学連主管のローカル大会)の映し鏡です。

あー、こういうのも嫉妬混じりの感情なのかもしれません。

もちろん、そんなことを抜きに、思いっきり走ったり、殴ったりするのが大好きだったので ラグビーなんて、そもそもどうでも良かったのですが…。

そういえば今の箱根駅伝は予選会から注目されていますが、当時は大井埠頭でひっそりと行われ、給水ポイントにも汗を拭くための水を含ませたスポンジが用意されているだけでした。

まー、でも大きく注目されるということは間違いなくレベルアップに繋がります。

そう考えると、今の大学ラグビーはレベルが上がっているのでしょうか。

関東対抗戦グループの人気は相対的に没落したとはいえ、ワールドカップや日本代表という頂点が正しくリスペクトされる今のファンの姿勢は、絶対的に進化しています。

そのラグビー。

「イギリスの小さな町のサッカー大会で、一人の少年がボールを抱えて走り出したことから生まれた」。

この〝寓話〟はある程度事実だと思いますが、大きな誤解もあります。

この「少年」ウェブ・エリスがボールを拾い上げて走り出したスポーツはサッカーではありません。広義の「フットボール」でした。

そして、その〝とき〟は1823年、英国サッカー協会(The FA)が設立される1863年の40年も前だったのです。

つまり〝エリス時代〟はサッカーもラグビーもありませんでした。

あったのは…団体競技としてボールを蹴り合って相手のゴールを目指すフットボールです。

そのルールは試合を行う学校同士ですり合わせていました。

「ボールを持ってもいいが、持って走ってはいけない」「ネットを張ったゴールにはキック、ゴールラインにはボールを持ってタッチした時点で得点が入る」…。

「まず(足しか使っちゃいけない)サッカーありき」ではなかったのです。

そして、今も英国や日本でその香りは残っていますがラグビーは教育レベルの高い学生がいそしむ上流階級のスポーツでした。 

あ!ここまで書いて思い当たりました!上流の匂いがするから、抜本的に下流の私は生理的に受け付けなかったのかもしれません。

今もその鼻に着く残り香はありますが、世界的には屈強な南半球のファイターが楕円球を奪い合うイメージが強くなりました。

実際に南半球の覇権が続いています。

「上流階級の体育」 から「屈強なスポーツ」に昇華したのです。

前回のワールドカップ、日本代表が本当に素晴らしい試合を見せてくれたおかげで、ラグビーの面白さ、自分が食わず嫌いであったことを思い知らせて頂きました。
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そして、そして!いよいよやって来ます、ワールドカップ。

五輪の前売り券が販売開始とか、そんな先のことはどーでもいいんじゃ!今年はラグビーじゃ!!!ということです。

…そういえばドーハ世界陸上もありますね、しかもラグビー W杯と時期が重なりますね… 。燃え盛る9月になりそうです。
 

2015に南アフリカを撃破したあの絶頂からはトーンダウンしていますが、9月の開幕には日本列島が沸き立つのは間違いありません。

南アフリカ戦は素晴らしい試合でしたが、あの試合が最高、頂点であるはずがありません。 

もっと上に。さらなる高みに。

今度は世界を驚かすだけでは済ませません!世界をねじ伏せるのです!

世界を睥睨できる場所まで。 

あとは、大きな期待と声の限りの声援で、私たちが選手を後押しするだけです。