カリフォルニア州カーソン ディグニティ・ヘルス・スポーツパーク(前スタハブセンター)。

WBCウェルター級王者ショーン・ポーターvsヨルデニス・ウガスをメインに担いだイベントに、ファン・カルロス・パヤノが復帰戦のリングに上がります。

相手はダミアン・バスケス21歳。

ここまで14戦全勝7KOと綺麗に星を重ねてきたコロラド生まれのサウスポー。

デビュー6戦目で空位のNABFジュニアフライ級王者に就き、直近13戦目の試合ではルイス・ゴリンダノとの無敗対決を制して空位のWBCユース・ジュニアバンタム級のシルバータイトルを獲得しました。

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「いい人」な感じはすごく伝わるパヤノですが、そのボクシングはすごく退屈です。

かたや34歳のパヤノは、昨年10月に井上尚弥の〝戦慄のジャブクロス〟(英国ボクシングニューズ誌)に70秒で沈められ、年間KO賞を献上した敗北からの復帰戦。

パヤノはリング誌とESPNともにバンタム級の10傑下位に名前を載せていましたが、現在は圏外。

直近5試合で3勝2敗のドミニカンは、いまやバンタム級の強豪の一人には数えられないのかもしれません。

強豪時代と変わらないのは、20勝9KO2敗の戦績が示す通りパンチのないという安全ソフトなスタイル・・・バスケスは元強豪パヤノを踏み台にしたいところでしょう。

それでもオッズはパヤノ勝利が1.25倍、バスケス3.75倍、わかりやすい3-1でパヤノ有利と出ています。

意地を見せて欲しいですね。

メインのポーターは1回目の計量を1.8ポンドオーバーで失敗、2時間の猶予時間で髪の毛を切るなどして何とかリミットに合わせました。

さらに東のニューヨークでは、減量失敗が噂されていたWBOジュニアウェルター級王者モーリス・フッカーが、案の定、最初の計量で0.5ポンドオーバー。やはり2時間を使って、全裸で乗った秤で何とかパス。


現代のボクサーにとって世界タイトルは軽い。あまりにも軽い存在になっています。

こういう惨状を見るにつけ、重みのあるタイトルがあればいいなあとつくづく思います。