井上尚弥のこれまでの完璧なキャリアに対して「強い相手と戦っていない」という穿った見方もあります。
しかし、伝説の名王者は悪い冗談にしても、ナルバエスもけして穴王者ではありません。雑魚相手でも負けずに防衛していれば1位になるリング誌ジュニアバンタムランキングでは1位でした。
そして、バンタム級はジェイミー・マクドネル。この御仁も穴王者とは言い難いものの、誰もが認める階級最弱王者でした。
つまり、井上の三階級制覇は「卓越した強豪王者には勝っていないが、それなりの王者には勝っている」のです。
ただし、防衛戦の相手は河野公平とファン・カルロス・パヤノを除いてリング誌階級ランキングにも載らない雑魚ばかりです。
そうはいっても、25歳の17戦としては素晴らしい内容です。このキャリアで殿堂クラスのボクサーと何人も戦うなんて、ウェルター級でも不可能です。
つまり「井上は弱い相手としか戦っていない」という批判は全くの的外れなのです。
ただ「卓越した強豪とも戦っていない」ということも否定することは出来ません。
しかし…。
「スーパーフライ」で他団体王者との早急な〝決勝戦〟を求めながら、すぐにバンタムに上げたことは身勝手に映りましたが、それを差し引いても17戦のキャリアでは十分な強豪と拳を交えてきました。
2014年4月、最初のタイトルジュニアフライのWBCバージョンを奪ったアドリアン・エルナンデスは、リング誌の階級別ランキングで4位につけていました。ドニー・ニエテスが階級最強と見られていましたが、当時のエルナンデスは穴王者とは言い切れません。
そして同12月にオマール・ナルバエスを2ラウンドKOで屠って二階級制覇。
ナルバエスを「伝説の名王者」「井上危うし」と思っていたのはフジテレビと敬虔な信者だけで、リング誌、ESPNともに「典型的な数字だけの王者で、しかも衰えている」「あれだけ世界戦で勝ってもPFPにカスリもしない王者も珍しい」と酷評されていました。
ナルバエス戦はオッズも予想も〝大方の予想通り〟の結果でした。
2014年4月、最初のタイトルジュニアフライのWBCバージョンを奪ったアドリアン・エルナンデスは、リング誌の階級別ランキングで4位につけていました。ドニー・ニエテスが階級最強と見られていましたが、当時のエルナンデスは穴王者とは言い切れません。
そして同12月にオマール・ナルバエスを2ラウンドKOで屠って二階級制覇。
ナルバエスを「伝説の名王者」「井上危うし」と思っていたのはフジテレビと敬虔な信者だけで、リング誌、ESPNともに「典型的な数字だけの王者で、しかも衰えている」「あれだけ世界戦で勝ってもPFPにカスリもしない王者も珍しい」と酷評されていました。
ナルバエス戦はオッズも予想も〝大方の予想通り〟の結果でした。
しかし、伝説の名王者は悪い冗談にしても、ナルバエスもけして穴王者ではありません。雑魚相手でも負けずに防衛していれば1位になるリング誌ジュニアバンタムランキングでは1位でした。
そして、バンタム級はジェイミー・マクドネル。この御仁も穴王者とは言い難いものの、誰もが認める階級最弱王者でした。
つまり、井上の三階級制覇は「卓越した強豪王者には勝っていないが、それなりの王者には勝っている」のです。
ただし、防衛戦の相手は河野公平とファン・カルロス・パヤノを除いてリング誌階級ランキングにも載らない雑魚ばかりです。
そうはいっても、25歳の17戦としては素晴らしい内容です。このキャリアで殿堂クラスのボクサーと何人も戦うなんて、ウェルター級でも不可能です。
つまり「井上は弱い相手としか戦っていない」という批判は全くの的外れなのです。
ただ「卓越した強豪とも戦っていない」ということも否定することは出来ません。
しかし…。
そもそも軽量級に「卓越した強豪(実力=世界評価)」なんて存在するのでしょうか?さらに、井上信者が夢想する少なくともファイトマネー100万ドルのビッグファイトは、軽量級でありえるのでしょうか?
ストローからジュニアフェザーまでの6階級では、井上を筆頭にシーサケット・ソールンビサイ、ドニー・ニエテスと実力=世界評価の高い3人のPFPファイターが存在します。
しかし「人気=報酬」となると100万ドルファイターは皆無、50万ドルレベルも井上だけと寂しい限りです。
ローマン・ゴンザレスは軽量級史上初のPFPキングに登り詰めましたが、最高報酬は60万ドル、それもロマゴンのためにHBOが企画したスーパーフライ興行の成功を期待しての金額でした。
スーパーフライ興行そのものが破綻寸前のHBOボクシングがなけなしの資金で打って出た、超低コストイベントで、案の定HBOはボクシングから撤退してしまいます。
シーサケットもニエテスも「卓越した強豪」ですが、「世界的な人気と高い報酬を稼ぐビッグネーム」とはお世辞にも言えません。
日本では「高額賞金トーナメント」と主催者発表を真に受けた報道が目立つ WBSSですが、優勝1000万ドル、賞金総額5000万ドルなんて代物ではないことは、もはや馬鹿でもわかるでしょう。ましてや、世界的に需要の薄いバンタム級です。
先日のRIZINの失態からもわかるように、主催者というのは「こうだったらいいのにな」という妄想をさも現実のように口にしてしまう生き物なのです。
バンタム級のAブロック準決勝、ノニト・ドネアvsゾラニ・テテはフィリピン開催も考えられています。井上信者をはじめ日本のボクシングファンが大好きなラスベガスがどんどん遠くなりにけり、です。
ローマン・ゴンザレスは軽量級史上初のPFPキングに登り詰めましたが、最高報酬は60万ドル、それもロマゴンのためにHBOが企画したスーパーフライ興行の成功を期待しての金額でした。
スーパーフライ興行そのものが破綻寸前のHBOボクシングがなけなしの資金で打って出た、超低コストイベントで、案の定HBOはボクシングから撤退してしまいます。
シーサケットもニエテスも「卓越した強豪」ですが、「世界的な人気と高い報酬を稼ぐビッグネーム」とはお世辞にも言えません。
日本では「高額賞金トーナメント」と主催者発表を真に受けた報道が目立つ WBSSですが、優勝1000万ドル、賞金総額5000万ドルなんて代物ではないことは、もはや馬鹿でもわかるでしょう。ましてや、世界的に需要の薄いバンタム級です。
先日のRIZINの失態からもわかるように、主催者というのは「こうだったらいいのにな」という妄想をさも現実のように口にしてしまう生き物なのです。
バンタム級のAブロック準決勝、ノニト・ドネアvsゾラニ・テテはフィリピン開催も考えられています。井上信者をはじめ日本のボクシングファンが大好きなラスベガスがどんどん遠くなりにけり、です。
それでもフェザー級まで上がると、レオ・サンタクルスやアブネル・マレス、カール・フランプトンといった100万ドルファイターがようやく現れます。
しかし、彼らとて安定した100万ドルファイターではなく、この3人のマッチアップでようやく100万ドルに届く、パートタイムのギリギリ100万ドルファイターです。
そもそもジュニアフェザー級以下の軽量級に世界的(欧米的)な人気と実力を兼ね備えたビッグネームなど、過去も含めて存在したのでしょうか?
この10年、さらに100年を振り返って、日本のボクシングファンが夢見る〝空想上の生き物〟軽量級のビッグネームを探してみます。
この10年、さらに100年を振り返って、日本のボクシングファンが夢見る〝空想上の生き物〟軽量級のビッグネームを探してみます。

コメント
コメント一覧 (2)
マレスはジャーボンタ・デービスに挑戦するようですが、悲惨な結果しか見えてこないのですが…。
フシ穴の眼
が
しました
そして私達ファンはその全員に 勝てると思っています!
フシ穴の眼
が
しました