Saturday 11, April 2026
Kokugikan, Tokyo, Japan
commission:Japan Boxing Commission
promoter:Akihiko Honda
view on Amazon prime
帝拳とプライム・ビデオ ジャパンが長期契約を締結しての最初のイベント。
「那須川天心vsファン・フランシスコ・エストラーダ」「坪井智也vsペドロ・ゲバラ(Jr.バンタム級10回戦)」「高見亨介vsアンヘル・アヤラ(フライ級10回戦)」「秋次克真vsホセ・カルデロン(バンタム級10回戦)」「久保寺啓太vsクリサルディ・ベルトラン(132ポンド契約6回戦)」の5試合中、ベルトランだけが日本人でもなくメキシカンでもないフィリピーノ。
イベントタイトルはありませんが「Japan vs. Mexico fights」と報じる海外メディアが目につきます。
イベントタイトルはありませんが「Japan vs. Mexico fights」と報じる海外メディアが目につきます。
◾️WBCバンタム級12回戦◾️
WBC bantamweight title eliminator(タイトル挑戦権)を賭けた一戦というよりも、天心とエストラーダが激突するという意味でビッグファイトです。
天心はキャリア9戦目で初めてのアンダードッグ(5/4=2.25倍)。PFPランキングを賑わした〝ジュニアバンタム級フィーバー〟のフロントランナーだったエストラーダが4/7(1.57倍)。大差はついていませんが「ホームの天心が不利」というのは穿った見方ではありません。
35歳のエストラーダは、この試合がちょうど50試合目(45勝28KO4敗)。
15年前にファン・カルロス・サンチェスとの8回戦でダウン応酬の末に判定負けした以外の3敗は、ジュニアフライ級バージョンのローマン・ゴンサレス(UD)、シーサケット・ソールンビサイ(0−2のMD)、バム・ロドリゲス(7ラウンドKO)、いずれもタイトル戦で相手はPFPファイター。
フライ級を主戦場にしながら、厳しい減量でジュニアフライ級に絞ってWBA王者のロマゴンに挑戦した一戦は敗れて大健闘と讃えられる内容で、エストラーダの出世試合。そのロマゴンを破壊した全盛期のシーサケットと互角に打撃戦を展開したことも、このメキシカンの強靭さを強烈に印象付けました。
ブライアン・ビロリア、ジョバンニ・セグラ、エルマン・マルケス、カルロス・クアドラスを撃破、ロマゴンとシーサケットとの再戦できっちり勝利を収めるエストラーダは軽量級屈指の強豪として認められるようになります。日本行きには高額の報酬を求めることでも知られていますが、日本では「呼んではいけないファイター」、ジョー小泉風にいうと「さわらぬ神に祟りなし」のメキシカン、今回が初めての日本のリング。
あの帝拳が、どうして呼んではいけないファイターを招いてしまったのか?もちろん、勝ち筋が見えていたからです。スピードのある長身サウスポーは、エストラーダにとっても決してやりやすい相手ではありません。
それ以上に、ダウンを奪ったとはいえ反射の衰えを露呈、キャリア初のKO負けを喫した現時点のエストラーダはもはや〝呼んではいけないファイター〟でも〝触ってはいけない神〟でもないという判断でしょう。その見立てに間違いはありません。スピードと何よりも変幻自在のアングルを駆使するバムと再戦したら、もっと酷い惨敗を喫するのは目に見えています。
もちろん、天心はスピードはあってもエストラーダを幻惑する多彩なアングルを使う技術はありません。オッズは劣化バージョンのエストラーダでも、まだ天心が戦うには少しだけ早すぎるということを反映した数字です。
27歳の天心と35歳のエストラーダ。世代の戦いがいつもそうであるように、天心がエストラーダと戦うのは早すぎたのか?それとも、エストラーダにとって天心と戦うのが遅すぎたのか?
エストラーダには劣化という敵だけでなく、明白にラウンドを支配しないとポイントは取れないという重圧もかかります。
コメント
コメント一覧 (1)
フシ穴の眼
が
しました