「キーショーン・デービスが本物かどうか?今夜のデニス・ベリンチクは最高のリトマス紙になる」(ポール・マリナッジ)。
もう少し意地悪な角度で同じ意味のことを言うと「トップランクはババを引いたのか?それとも?」。
今月28日で26歳になる〝ビジネスマン〟ジョーンズはリマ世界選手権2019、東京五輪2021で銀メダルを獲得した堂々のエリートアマ。
世界選手権ではライトウエルター級(64kg)、東京ではライト級(60kg)で出場、金メダルを目指したものの、決勝で敗れたのはいずれもキューバのアンディ・クルス。
この2人は順調にキャリアを積めば、プロでもどこかのタイミングで激突することになるはずです。
もう少し意地悪な角度で同じ意味のことを言うと「トップランクはババを引いたのか?それとも?」。
今月28日で26歳になる〝ビジネスマン〟ジョーンズはリマ世界選手権2019、東京五輪2021で銀メダルを獲得した堂々のエリートアマ。
世界選手権ではライトウエルター級(64kg)、東京ではライト級(60kg)で出場、金メダルを目指したものの、決勝で敗れたのはいずれもキューバのアンディ・クルス。
この2人は順調にキャリアを積めば、プロでもどこかのタイミングで激突することになるはずです。
Friday 14, February 2025
Madison Square Garden Theater, New York, New York
commission:New York State Athletic Commission
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman
USA ESPN+
WBOライト級王者デニス・ベリンチクと、挑戦者キーショーン〝The Businessman〟ジョーンズの無敗対決。
36歳の王者もまたロンドン五輪2012でライトウエルター級の銀メダルを獲っているエリートアマ。
それでも、ロンドン2012と東京2021(公式の表記はコロナ禍がなければ開催されていた2020)の9年間、両者の11歳の年齢差が予想やオッズに反映され、ビジネスマンが圧倒的有利と見られています。
ウィリアム・ヒルの掛け率は王者が3/1(4倍)、挑戦者1/4(1.25倍)。
ウクライナ人のチャンピオンと、東京五輪の銀メダリスト。どちらに思い入れるかを迷ってしまうマッチアップでしたが、面白い試合になればいいなーーーそう思っていましたが…。

圧勝でした。王者を血まみれにしてのキレッキレのボディショット。
エマヌエル・ナバレッテの野望を打ち砕いたベリンチクでしたが、今回は相手が強過ぎた…というか重過ぎた。明らかに階級違いの対決、デービスは25ポンド(11kg)以上リバウンドしたように見えました。
「ビジネスマンと戦いたい勇気があるヤツは誰でも名乗りを挙げてみろ」。
将来的には複数階級を見据えているビジネスマン。
アマチュア時代に64kg級を主戦場にしてきたデービスがライト級のストラップを人気階級へのパスポートと考えているのは当然です。
The Businessman はつまらない〝勤め人〟ではなく、冷徹なプロフェッショナル〝仕事人〟でした。
さて、今回の興行が行われたのはマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)。ボクシングの永遠不滅のメッカですが、2万人収容のスポーツアリーナではなく5000人キャパのシアター。
生まれも育ちもバージニア州ノーフォークのデービスは慣れ親しんだ東海岸を舞台に戦い、MSGはキャリア2回目。プロ4戦目と7戦目ではスポーツアリーナのリングに上がっていますが、このときの主役はワシル・ロマチェンコや、テオフィモ・ロペス。
プロ3戦目でもテキサス州のAT&Tスタジアム(カウボーイズ・スタジアム:主役はカネロ・アルバレス)でアンファーカードに登場と、デービスは脇役として大舞台の裾野をサークリングしてきました。
そして、初めての主役はシアター。デービスは、ここから単体の魅力でスポーツアリーナのメインをつとめる人気者になれるでしょうか?
スポーツアリーナを我が物で根城としてきたのはフェリックス・トリニダードや、ミゲール・コットといったプエルトリコのスターたち。
しかし、いつのまにか世界王者はストロー級のオスカー・コラーゾだけという冬の時代を迎えています。
しかし、いつのまにか世界王者はストロー級のオスカー・コラーゾだけという冬の時代を迎えています。
このイベントでセミファイナルに登場したプエルトリコの希望、WBOジュニアミドル級1位〝神童〟ザンダー・ザヤスは、やはりWBOランカーのスラバ・スポマーとの無敗対決をTKOで締めましたが、所詮はアルファベット団体のデタラメランキングの中での話。
彼が何者かを判断するのはまだ早過ぎます。

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