先週行われたデビッド・ベナビデスvsデビッド・モレルをメインに開催されたPPVイベント。その売り上げは15万〜16万世帯だった模様です。
アマゾンプライムビデオの販売価格は単価79.95ドルでしたから。80ドルとして1200万ドル〜1280万ドル、18億円〜19億5200万円。
総売り上げは、ここにゲート収入とTモバイル・アリーナ(MGMグループ)からのサイトフィー、放映権料などが加算されます。
@100ドルで460万世帯セールスをマークしたフロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオは別の惑星の出来事ですが、もう10年以上も前の話です。
米国の物価上昇率を考えると、この目も当てられない数字から伝わるのは米国ボクシング市場の生々しい惨状です。
「ボクシング界の顔、スーパースターになる」と宣言しているベナビデスのビッグファイトにしては、残念すぎる結果でしたが、ベナビデスに代わってなんとか無理やり言い訳を考えると…。
①ライトヘビー級はPPVに弱い。
▶︎今回の15万セールスを超えた主なライトヘビー級メインのPPVは…
【40万件】ロイ・ジョーンズvsアントニオ・ターバー(2005年5月1日)
【31万件】バーナード・ホプキンスvsロナルド・ライト(2007年7月21日)
【22万件】ジョー・カルザゲvsロイ・ジョーンズ(2008年11月8日)
【16万件】アンドレ・ウォードvsセルゲイ・コバレフ第1戦(2016年11月19日)
【52万件】カネロ・アルバレスvsドミトリー・ビボル(2022年5月7日)
▶︎15万件に届かなかったのは…
【12万件】ロイ・ジョーンズJr.vsエリック・ハーディングス(2000年9月9日)
【14万件】バーナード・ホプキンスvsロイ・ジョーンズ第2戦(2010年4月13日)
【4万件】バーナード・ホプキンスvsチャド・ドーソン(2011年10月15日)
【13万件】アンドレ・ウォードvsセルゲイ・コバレフ第2戦(2017年6月17日)
◾️◾️◾️「15〜16万件」という数字はライトヘビー級という括りの中では、52万件のカネロを例外とするとけして無惨な数字ではありません。
また、ライトヘビー級でPPVメインの興行が打たれるのは人気階級の端くれだから。
軽量級では「パッキャオ」など特殊なキーワードが絡まなければありえません。軽量級はPPVメインとは全く無縁なのです。
②資本主義では採算度外視のサウジには勝てない。
今月は22日に行われるリヤドシーズンのライトヘビー級Undisputed championshipをメインとしたイベントは、豪華なアンダーカードも引き連れてわずか@25.99ドル。
より魅惑的なカードがパックされた商品が3分の1の価格で売り出されているのですから、ベナビデスvsモレルが異常な割高に見えてしまうのは当然です。

・・・・・・まあ、それでも。そうはいってもカネロはしっかり数字を残しているのですから、ベナビデスには「ボクシング界の顔」になるだけの人気はないということです。
もともとPPVは、HBOやSHOWTIMEがボクシングの年間予算ではカバーしきれないファイトマネーを支払わなければならないスーパースターのメガファイトで発動する〝飛び道具〟でした。
今では、ベナビデスやタンク・デービスごときの試合でもPPVで叩き売られ、その合格ラインもどんどん下がってきています。
PPV販売能力が低くてもボクシング界の顔になれる、ボクシングはますますマニア化、マイナーのどん底に落ちる、そんな時代が幕を開けたのでしょうか?
これから先、ボクシングのプラットフォームはどのように変節してゆくのでしょうか…?
アマゾンプライムビデオの販売価格は単価79.95ドルでしたから。80ドルとして1200万ドル〜1280万ドル、18億円〜19億5200万円。
総売り上げは、ここにゲート収入とTモバイル・アリーナ(MGMグループ)からのサイトフィー、放映権料などが加算されます。
@100ドルで460万世帯セールスをマークしたフロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオは別の惑星の出来事ですが、もう10年以上も前の話です。
米国の物価上昇率を考えると、この目も当てられない数字から伝わるのは米国ボクシング市場の生々しい惨状です。
「ボクシング界の顔、スーパースターになる」と宣言しているベナビデスのビッグファイトにしては、残念すぎる結果でしたが、ベナビデスに代わってなんとか無理やり言い訳を考えると…。
①ライトヘビー級はPPVに弱い。
▶︎今回の15万セールスを超えた主なライトヘビー級メインのPPVは…
【40万件】ロイ・ジョーンズvsアントニオ・ターバー(2005年5月1日)
【31万件】バーナード・ホプキンスvsロナルド・ライト(2007年7月21日)
【22万件】ジョー・カルザゲvsロイ・ジョーンズ(2008年11月8日)
【16万件】アンドレ・ウォードvsセルゲイ・コバレフ第1戦(2016年11月19日)
【52万件】カネロ・アルバレスvsドミトリー・ビボル(2022年5月7日)
▶︎15万件に届かなかったのは…
【12万件】ロイ・ジョーンズJr.vsエリック・ハーディングス(2000年9月9日)
【14万件】バーナード・ホプキンスvsロイ・ジョーンズ第2戦(2010年4月13日)
【4万件】バーナード・ホプキンスvsチャド・ドーソン(2011年10月15日)
【13万件】アンドレ・ウォードvsセルゲイ・コバレフ第2戦(2017年6月17日)
◾️◾️◾️「15〜16万件」という数字はライトヘビー級という括りの中では、52万件のカネロを例外とするとけして無惨な数字ではありません。
また、ライトヘビー級でPPVメインの興行が打たれるのは人気階級の端くれだから。
軽量級では「パッキャオ」など特殊なキーワードが絡まなければありえません。軽量級はPPVメインとは全く無縁なのです。
②資本主義では採算度外視のサウジには勝てない。
今月は22日に行われるリヤドシーズンのライトヘビー級Undisputed championshipをメインとしたイベントは、豪華なアンダーカードも引き連れてわずか@25.99ドル。
より魅惑的なカードがパックされた商品が3分の1の価格で売り出されているのですから、ベナビデスvsモレルが異常な割高に見えてしまうのは当然です。

・・・・・・まあ、それでも。そうはいってもカネロはしっかり数字を残しているのですから、ベナビデスには「ボクシング界の顔」になるだけの人気はないということです。
もともとPPVは、HBOやSHOWTIMEがボクシングの年間予算ではカバーしきれないファイトマネーを支払わなければならないスーパースターのメガファイトで発動する〝飛び道具〟でした。
今では、ベナビデスやタンク・デービスごときの試合でもPPVで叩き売られ、その合格ラインもどんどん下がってきています。
PPV販売能力が低くてもボクシング界の顔になれる、ボクシングはますますマニア化、マイナーのどん底に落ちる、そんな時代が幕を開けたのでしょうか?
これから先、ボクシングのプラットフォームはどのように変節してゆくのでしょうか…?
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