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19世紀末のボクシングのレベル。

「こんなもん黎明期で最低レベルだろう」と考えるのは早計です。

すでに1681年には英国の一般新聞「The Protestant mercury」でプロボクシング(ベアナックル)の試合が現在のスポーツ欄で紹介されています。

この時点で、ボクシングがすでに一般大衆の興味関心の対象となっていたことを意味しますから、それなりの競技人口や技術体系が構築されていたはずです。

1700年代になると、英連邦、つまり当時の世界の全てで通用する共通のルールが模索され、ジャック・ブロートンが国際ルールを制定。

多くの国や地域で開催されていたボクシングが、交流戦、タイトルマッチが行われる下地として共通ルールが必要とされたのです。

1800年代には、ルール整備はさらに進み、ロンドン・プライズ・リング・ルールが制定されると、大衆の関心も膨らみ、高額の賞金が賭けられた試合が各地で開催されました。

そして、1867年にグローブの着用を義務付けるクイーンズベリー・ルールが出来上がり、ついに近代ボクシングの歴史が幕開けします。

上記の画像が起点としてる1892年は、無敗のベアナックル王者ジョン・L・サリバンと、ジェームズ・J・コーベットが史上初めてグローブを着用して世界タイトルマッチを行った年でした。

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世界ヘビー級チャンピオンは、他のスポーツでは想像もできない高額の報酬と、「世界最強の男」の名誉をほしいままにします。

当時、No.1評価のジム・ジェフリーズの体格は、身長187㎝/リーチ194㎝。全盛期の体重は220ポンド(99.8kg)前後ですから、オレクサンデル・ウシク(191㎝/198㎝:先日の前日計量が226ポンド)と並んでも見劣りしません。

もちろん、ジェフリーズが大巨人タイソン・フューリーの重圧に耐えられるかどうかは、また別の話です。

WORLD(世界)には欧州のファイターもランクされ、このスポーツがまだアメリカのものではなかったとこが伺えます。

この時代のGRADEは「B」。

ここでのGRADEは純粋な実力というよりも、当時の世界ヘビー級の競争環境やステイタスも反映されていると考えるべきでしょうが…そうなると「B」じゃなく、もっと上でしょう?となりますが、そこはご愛嬌。

これは、権威のあるスポーツ誌ではなく、スキャンダルと経営不振にのたうち回り続けたリング誌の記事です。