軽量級は競技人口が少く欧米のボクサーがすくない階級。そんな中で日本のボクサーは多くなります。日本では井上を中心にメジャーですが欧米ではマイナー。逆に中量級から競技人口が多くなり欧米のボクサーが多くなり日本のボクサーが少なくなる。欧米ではデービスやカネロなど中心にメジャーですが日本ではマイナーとなります。
*******この「ななし」さんの主張は競技人口だけを見るとほぼ正しい。
「ほぼ」といったのはデービスの階級、ライト級周辺は日本の競技人口でもボリュームゾーンと呼べるからです。
さらに欧米で軽量級の競技人口が少ない原因は稼げないからというだけでなく、平均的な体格の問題です。
軽量級が中心だったメキシコでも、体格の向上と稼げるという経済的理由から上の階級で活躍するファイターが増えています。
メキシコ以上に体格向上が著しい日本なのに、どうして世界チャンピオンクラスのボクサーだけ小型化してしまっているのでしょうか?
軽量級の日本は中量級なアメリカと全く同じ立ち位置だと思うのですがそこら辺の対称性については同考えますか?
管理人さんもまた別の角度からの北米コンプレックスになってるように感じます
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「ななし」さんの主張は、この「あな」さんとほぼ同じで、メジャーかどうかのモノサシを競技人口だけに求めているのでしょう。
それでは詭弁にもならないロジックです。
ただ、このシリーズで書いているように、競技人口だけでメジャーかどうかを測ることは出来ません。
さて、どうして井上尚弥は「ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナでメインを張るのが夢」と憧れたのでしょうか?
アンソニー・ジョシュアやカネロ・アルバレスはモハメド・アリの世界ツアー的なイベントに憧れ日本にも興味を見せていますが、それは「東京や上海でも戦いたい」ということです。
また、明らかに日本ではマイナー競技人口のミドル級の村田諒太はどうしてあれほど優遇されたのでしょうか?村田の金メダルがバンタム級でも同じことが起きていたでしょうか?
ゲンナジー・ゴロフキンは特別機で余裕のあるスケジュールで来日、超高級ホテルに宿泊したのに、軽量級選手はどうして一般旅客機のエコノミー席で直前の来日、ビジネスホテル宿泊が普通なのでしょうか?
日本とは逆に、軽量級のプレイヤーが非常に薄い欧米で、軽量級のホープが現れても村田のような優遇を受けることはありえません。
「競技人口=メジャーかどうかのモノサシ」だとすると、確かに欧米での軽量級の報道は極端に少ないです。
Fighter of the yearの表彰式でニューヨークに行った井上尚弥が一般メディアでの報道がほぼゼロだったこと、その後姿を現したMSGシアターでエドガー・ベルランガに群がったファンが全く関心を示さず、というか「残念ながら井上を誰も知らない」(ティモシー・ブラッドリー)のが現実です。
一方で、欧米の人気階級の選手の動向は日本のボクシングファンも知っています。
もし、井上尚弥がヘビー級やウェルター級、ミドル級で全く同じことをやっていたなら、その報道は世界的にはもちろん、日本でも全く異質なものになっていたことは間違いありません。
そして、井上も含めて軽量級選手には全く無縁のフォーブス誌・アスリート長者番付の常連になっていたでしょう。
サウジアラビアも、井上がウェルター級からミドル級で大活躍していたなら、とっくの昔に食指を伸ばしていたはずです。
日本のジムでも身長175㎝以上の〝大柄〟な若者を優遇してスカウトする動きもあります。
どのメディアもボクシング関係者も、大っぴらには口にしませんが、村田諒太の扱いを見るとわかるように「人気階級で活躍するボクサーを育てないといけない」という思いを、実は持っています。
ただ「若い才能はみんな人気スポーツに取られてしまう」と言うのです。そんなことは昔から同じですが、その傾向はますます色濃くなるばかり。
ヘビー級への夢は力道山のリキジムの昔からの、日本ボクシング70年の悲願です。
同じように、欧米に「ストロー級の夢」や「ジュニアフェザー級の夢」があると思いますか?