武居由樹がジェイソン・モロニーを明白な判定で下し、日本ボクシング・コミッションが認定する100人目の世界王者となりました。

最初の世界王者は言わずと知れた白井義男で、王座獲得の1952年は1団体8階級時代。世界フライ級のUndisputed champion です。

1960年代にWBAからWBCが分離独立、70年代には世界王者が2人存在するという狂気の沙汰が常態化してしまいました。

4-Belt Era、認定団体は4に増殖、階級は17まで細分化され、世界タイトルは「そのうち自動販売機で売り出される。ボタンに書かれた品目は認定料だ」(ESPN)とバカにされるまで粗製濫造されています。

もはや、アルファベット団体のタイトルホルダーというだけでは世界チャンピオンとして尊敬されることはあり得ない、そこまでタイトルの価値は失墜しました。

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もはや狂気を超えて喜劇の沙汰、もうスポーツではないと笑われているプロボクシング。

その責任は認定団体とプロモーター、テレビ局が負うもので、選手には一片の非もありません。

もし、今もオリジナル8の時代なら、世界に8つしかない王座に誰かが就いていたはずです。

2022年に極度の販売不振から廃刊に追い込まれたリング誌が連載していた OLD SCHOOL 8は「もし今、古き良き時代であったなら誰が8つの王座に就いていたか?」を考えるPFP的妄想です。

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ここで問題となるのが、水増し階級の捉え方。

オリジナル8のフライ級は下にストロー級とジュニアフライ級、上にジュニアバンタム級と4つのクラス群になります。

例えば、2団体時代でリング誌評価の高い具志堅用高を寺地拳四朗と数字だけで同列に評価することが適切なのか?

あるいはフライ級から2階級も下の新井田豊はフライ級でも通用したとは思えないから圏外か?


PFPには正解も不正解もありません。もちろん、そこに権威などが存在しようがありません。

というわけで、独断と偏見で17階級でベスト3を考えてゆきます。


そして、日本人が世界タイトルに手が届いていないウエルター級とスーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級、ヘビー級の5階級をどうするのか?も難問です。

ヘビー級(無差別級)の最強は但馬ミツロらではなく、村田諒太ではないか?というような仮説も含めて妄想を膨らませてゆきます。