日本人が4つのストラップ全てを掴む可能性に沸いているバンタム級は、WBAが井上拓真、WBOが中谷潤人と、すでのその半分を掌握しています。

一方で、2022年12月に井上尚弥が完全統一、つまり目ぼしい王者をKOして焼け野原にしてから時間は経っておらず、井上のレフトオーバー、いわゆる残飯と呼ばれるボクサーもトップ戦線にとどまっています。

IBF王者エマヌエル・ロドリゲスとWBO王者ジェイソン・モロニーは言うまでもなく、ノニト・ドネアに敗れた系譜としては拓真も間接的なレフトオーバー。

どれもこれも傷物だらけ、最強を極める戦いというよりも敗者復活戦の色合いが濃い、日本のボクシングファン以外の目には興味の失せる階級になっているといえば言い過ぎでしょうか?

それでもただ1人、中谷潤人だけが残飯と落武者に溢れるバンタム級で特異な光を放っています。

バンタム級で戦ったのは1試合だけにも関わらず、ESPNとリング誌の階級ランキングですでに1位。

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5月4日に西田凌佑がIBF王者ロドリゲスを攻略、5月6日に武居由樹がWBO王者ジェイソンをKOすると、5月上旬で4団体コンプリート。

ここに、非・残飯系の那須川天心、堤聖也、栗原慶太らが絡んでくるはずです。

日本のボクシングファンにとっては、これから豪華なご馳走にどんどんありつけそうです。

そして。

この焼け野原から井上尚弥を打ち倒すファイターが生まれるとしたら、映画みたいな筋書きになります。