1952年の白井義男から、2024年の重岡優大まで。

70年を超える歳月の中で98人もの世界王者を輩出してきた日本プロボクシング界。これほど世界王者を量産し続けているスポーツは他にありません。そして、この98人の中には、特に2010年代以降は目立って複数階級制覇が増えています。

ベルトの数となると、男女あらゆるスポーツを合わせた夏季五輪金メダルの総数169個を超えるかもしれません。

オリンピックで日本のお家芸・柔道で獲得した金メダルは、わずか33個。

ボクシングでは、たったの2個ですが、「プロ」が付くとチャンピオンの数は50倍にも膨れ上がるのです。

。。。。。これ以上は深く考えずに、今夜のテーマ、エースの系譜です。

世界王者が溢れたが故に「エース」も生まれたと言えます。

逆にいうと、注目されない世界王者が数多く存在するわけです。



いつから、注目されない世界王者が存在するようになったのでしょうか?

白井義男、ファイティング原田、海老原博幸、藤猛、沼田義明、小林弘、西城正三、大場政夫、柴田国明、輪島功一、ガッツ石松、花形進、ロイヤル小林、具志堅用高。

最初の15人は大きな注目を集めただけでなく、彼らのほとんどが社会現象を巻き起こしたスーパースターでした。

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しかし、具志堅のあとから、プロボクシングの存在感が目に見えて希薄化していっていることがよく分かります。

70年代に一気に進んだ2団体と階級の水増しによって、世界王者は増えたものの王者の存在感は軽くなるばかりでした。

今や、4団体17階級時代。具志堅のような国民的英雄は誕生すべくもありませんが、世界王者の中でも特異な輝きを放ったファイターまで絶滅したわけではありません。

井上尚弥に続く、エース、The Long & Winding Roadを乗り越えた男たちの系譜。9ストーリーズの始まり始まり。


渡辺二郎〜浜田剛史〜辰吉丈一郎〜畑山隆則〜長谷川穂積〜西岡利晃〜亀田興毅〜井岡一翔〜井上尚弥