今年のスポーツシーンで最もハイレベルな偉業を打ち建てたのは、この3年で2度目となるアメリカンリーグ満票MVPを獲得した大谷翔平で文句なしです。MLBシーズンを通して日本列島を沸かせたという点でも、特別な存在でした。

しかし、瞬間的な熱狂ボルテージという点では阪神タイガースの「アレ(A.R.E.)」が大きく上回っていたのではないでしょうか。

タイガーがユニコーンを食った形です。

「優勝」を過剰に意識しないように「アレ」と指示代名詞で遠回りに表現したものでしたが、「アレ」が何を意味しているのか知らない人はいませんでした。

というわけで、日本のボクシングファンの「アレ」、オレのアレ、あれこれです。



★「アレ」(日本人初のFighter Of The Year)

今年、獲れるとしたら井上尚弥の一択。しかし、将来的には中谷潤人や寺地拳四朗にも対戦相手次第では可能性あり。

寺地は2021年にも井上とともにSugar Ray Robinson Award Fighter Of The Yearノミネートされており、今週末の「バム・ロドリゲスvsサニー・エドワーズ」の勝者を打ち砕いて2階級制覇なら、一気に最有力候補。来年、実現するか?



★「アレ」(ヘビー級の世界チャンピオン)

スーパーミドル級以上のクラスで一人の世界王者も生み出せていない現状では「夢のまた夢」。

それでも大谷翔平を見ていると、スポーツの世界は何が起きても不思議ではありません。



★「アレ」(ウェルター級の世界チャンピオン)

ジュニアウェルター級とミドル級で複数の世界王者を送り出しているわけですから、「夢のまた夢」というヘビー級ほど突拍子もない夢ではありません…そのはずです!

ミドル級までの13階級のうち、11階級目のウェルター級にだけ一人も世界王者がいない現実は寂しい限りです。